- タイトル等
金魚絵師 深堀隆介展|平成しんちう屋
本展初披露の《平成しんちう屋》をはじめ、代表作約200点を一挙公開
- 会場
- 平塚市美術館
- 会期
- 2018-07-07~2018-09-02
- 休催日
- 毎週月曜日(ただし、7月16日(月・祝)は開館、翌火曜日休館)
- 開催時間
- 9:30~17:00
(入場は16:30)8月4日~8月19日は9:30-18:00(入場は17:30まで)
- 観覧料
- 一般900(720)円、高大生500(400)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳の交付を受けた方及び付添1名は無料 ※65歳以上で平塚市民は無料、市外在住者は団体割引 ※親子割引(中学生以下の子とその親・祖父母)
- 主催者
- 平塚市美術館
- 協賛・協力等
- 協賛|ターナー色彩株式会社、神奈川中央交通株式会社 出品協力|株式会社そごう・西武 制作協力|NHKプラネット中部
- 概要
展覧会の見どころ
新作となるインスタレーション作品《平成しんちう屋》を本展で初公開します。
今回の新作は日本の金魚の競りや香港にある金魚街からインスピレーションを受け、作品が構成されています。
作品の中には、金魚の競りで使用されるカンコと呼ばれる木箱の舟や袋詰めされた金魚を想像させるものが並び、独特の世界が生み出されます。ぜひ展覧会場で、深堀金魚の世界を体験してください。
金魚の持つ神秘性に魅了され、創作を続ける深堀隆介(1973 年愛知県名古屋市生、横浜市在住) は、透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという独自の斬新な手法で注目を集める若手の現代美術家です。
1995 年愛知県立芸術大学を卒業し、名古屋のディスプレイ会社にデザイナーとして勤務するも1999年に退職、本格的に創作活動を開始し、絵画と立体を並行してさまざまな作品を制作します。しかし、次第に自分が何をすべきかを悩み、自信を失いかけていた頃、金魚を描くきっかけとなった転機が訪れます。それは7 年間放置していた水槽で生き続ける金魚の存在に気づき、その美しさに制作意欲をかきたてられたこと。金魚に救われたというこの出来事を「金魚救い」と呼び、その後、金魚に自分を重ね、表現を追究してきました。
極めて独創的な深堀の技法は、器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ部分的に描いていき、さらにその上から樹脂を重ねます。その作業を繰り返すことにより、絵が重なり合い、まるで生きているかのような金魚が表現され、圧倒的な立体感をもって観るものに迫ります。その生き生きとしたリアリティは平面である絵画作品と立体作品の境界に揺さぶりをかける革命的絵画と言えるでしょう。こうした一連の金魚作品によって、今や国内はもとより世界的に高い評価を受けています。また、近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、ますます表現の幅を広げています。
本展では、初期の立体作品から初公開となる新作インスタレーション《平成しんちう屋》を含む約200 点により、深堀隆介の世界を紹介する本格的な個展となります。絵画でありながら立体的な躍動感にあふれ、不思議な美しさを湛えた深堀金魚を存分に愛で、お楽しみください。
- イベント情報
- ワークショップ1
金魚水族館-金魚を描いて泳がせよう!
日時 7月21日(土)10:00~12:00
場所 テーマホール 対象 小学生以上
※要事前申込
ワークショップ2
ジェルキャンドルに金魚を泳がせよう!
日時 8月11日(土・祝)10:00~13:00
場所 アトリエ 対象 親子(小・中学生)
※要事前申込
ライブペインティング
日時 7月7日(土)14:00~(30分程度を予定)
場所 テーマホール ※申込不要 無料
講演会
日時 7月21日(土)14:00~15:30
場所 ミュージアムホール
※申込不要(先着150名)、無料
公開制作
新作《平成しんちう屋》内で公開制作を行います。
日時 7月29日(日)14:00~(3時間程度を予定)
場所 展示室1 ※申込不要、要観覧券
作家による作品解説ツアー
作家が一緒に展示室をまわって作品の解説を行います。
日時 8月11日(土・祝)14:00~14:40
場所 展示室1入口にお集まりください。
※申込不要、要観覧券
※イベントについての詳細はホームページをご確認ください。
- ホームページ
- http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00089.html