- タイトル等
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館所蔵
東郷青児展
「あんたの眼、とても光るのね。」
「きみがあんまりきれいだから僕の眼が光るんだよ。」
東郷青児文筆選集『戀愛譚』より
- 会場
- 新潟市美術館
- 会期
- 2019-01-12~2019-03-24
- 休催日
- 月曜日、1月15日[火]、2月12日[火] ※1月14日[月・祝]、2月11日[月・祝]は開館
- 開催時間
- 午前9時30分~午後6時
*観覧券販売は閉館30分前まで
- 観覧料
- 一般700円(550円)、大学生・高校生500円(400円)、中学生以下無料
*()内は前売料金・20名以上の団体料金・リピーター割引料金(本展覧会の半券提示で、2回目は団体料金に割引)
*障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方および一部の介助者は無料(受付でご提示ください)
前売券:550円(一般のみ) *販売期間:2019年1月11日〔金〕まで
販売場所:新潟市美術館、新潟市新津美術館、新潟県立万代島美術館、hickory03travelers、シネ・ウインド、インフォメーションセンターえん、セブン-イレブン(セブンチケット)
*NIC新潟日報販売店でもお取り寄せできます。
- 主催者
- 新潟市美術館
- 協賛・協力等
- 共催:新潟日報社 協力:第四銀行、北越銀行、FM PORT79. 0 特別協力:東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館、損保ジャパン日本興亜
- 概要
憂いを帯びた女性像で広く知られる洋画家・東郷青児(とうごうせいじ)(1897-1978)。1916年の第3回二科展に初出品し、未来派やキュビスムなどの影響を受けた絵画で二科賞受賞、鮮烈な画壇デビューを飾りました。
以後、気鋭の前衛画家として活躍し、1921年24歳で渡欧。本場イタリアで未来派の運動に参加したほか、フランスでパブロ・ピカソや藤田嗣治らとも交流しました。28年の帰国後は一転、難解な芸術理論とは距離を取って「大衆に愛される絵画」を理想に掲げるようになります。戦後は二科展を中心に画壇復興に尽力。繊細な色遣いで、透きとおるような肌、しなやかなしぐさ、伏し目がちで夢見るような表情の「青児美人」を描き、一世を風靡(ふうび)しました。
本展では、東郷絵画の変遷をたどる約80作品と共に、有島生馬や中川紀元ら関連作家の作品、書籍の装幀や洋菓子店の包装紙などの「デザインの仕事」、エッセイや短編小説などの「言葉の仕事」も併せて紹介し、東郷芸術の全体像をご覧いただきます。
*本展は、2017年に締結された新潟市と損保ジャパン日本興亜との地域創生に関する包括連携協定に基づき開催するものです。
- イベント情報
- [よるの朗読会「東郷青児を読む」]
東郷が女性たちへのまなざしを虚実とユーモアを織り交ぜてつづった短編小説を、展示室で味わいます。
○出演/島村仁氏(ラジオDJ、FM PORT「BEAT COASTER」ナビゲーター)
○日時/2019年2月16日〔土〕 18時~(60分程度)
○会場/新潟市美術館 企画展示室
○対象/高校生以上
○定員100名・要当日観覧券
※事前申込が必要です。応募方法は当館ホームページをご覧ください。2019年1月31日〔木〕必着。
[講演会「青児美人とその時代」]
長年にわたって「美人画」を描き続けた東郷。時代背景とともに、その制作態度を読み解きます。
○講師/中島啓子氏(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館主任学芸員)
○日時/2019年3月10日[日] 14時~(90分程度)
○会場/新潟市美術館 講堂
○申込不要・聴講無料・定員100名(先着順)
[担当学芸員によるギャラリートーク]
○日時/2019年1月27日[日]、 2月10日〔日)、2月24日[日] 各日とも14時~(90分程度)
○会場/新潟市美術館 企画展示室
○申込不要・要当日観覧券
[美術講座「世間を騒がせた画家たち」]
東郷青児ら大衆の話題をさらった文化的スターの逸話を通じて、世間と美術との関わりを考えます。
○日時/2019年3月16日[土] 14時~(90分程度)
○講師/藤井素彦(当館学芸員)
○会場/新潟市美術館 講堂
○申込不要・聴講無料・定員100名(先着順)
- ホームページ
- http://www.ncam.jp/exhibition/4578/