タイトル等
阿部展也
あくなき越境者
昭和12年10月『妖精の距離』現る。
会場
新潟市美術館
会期
2018-06-23~2018-08-26
休催日
月曜日(ただし、7月16日、8月13日は開館)7月17日【火】休館
開催時間
9:30~18:00
(観覧券の販売は17:30まで)
観覧料
一般1000(800)円、大学生・高校生800(600)円、中学生以下無料
*()内は前売・団体(20名以上)およびリピーター割引料金 *前売は一般のみ *障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方および一部の介助者は無料(受付でご提示ください)
前売販売場所|新潟市美術館、新潟市新津美術館、新潟県立近代美術館、新潟県立万代島美術館、hickory03travelers、シネ・ウインド、インフォメーションセンターえん、セブン-イレブン(セブンチケット)
主催者
新潟市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
共催|BSN新潟放送、TeNYテレビ新潟
協賛|ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
助成|芸術文化振興基金
後援|五泉市教育委員会
概要
新潟県五泉市出身の阿部展也(あべ・のぶや/1913-71年)。瀧口修造との共作詩画集『妖精の距離』(1937年)で一躍注目され、画家としての本格的な活動が始まりました。また、彼は雑誌『フォトタイムス』を主な舞台とする、戦前の前衛写真の運動でも旺盛な発表を行い、日本の写真史においても注目すべき足跡を残しました。
戦中は陸軍報道部写真班員として徴用され、従軍先のフィリピンでは厳しいサバイバルも経験。そして戦後、画壇に復帰した後は、シュルレアリスムからアンフォルメル、幾何学的抽象へと、目まぐるしく画風を変化させていきます。この変化の大きさは、阿部展也という画家の全体像の捉え難さに通じる要因でもあります。しかし、巧みな英語力を買われ、国際的な文化交流の最前線に立つ機会も多かった彼は、世界の新しい美術の潮流にいち早く接し、それらを貪欲に吸収するだけでなく、日本へ紹介する役割も担ったのです。 画家、写真家、評論家、中世墓石彫刻の研究家等々、様々な顔をあわせ持ち、58歳でローマにて客死するまで、世界を所狭しと駆け回った阿部展也。その生き様は、まさに「あくなき越境者」と呼ぶべきものであったといえましょう。
本展は、新潟市美術館の所蔵品を核として、全国各地の美術館や個人の所蔵作品、新出の資料、関連作家の作品で展示構成します。
イベント情報
○講演会
「なぜ阿部展也は日本近代美術史上かくも重要な存在なのか」
講師:大谷省吾(東京国立近代美術館美術課長)
日時:7月15日【日】午後2時~(90分程度)
会場:新潟市美術館講堂
参加無料(事前申込不要、先着80名)

○美術講座
「日本写真史の一系譜 阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄」
講師:松沢寿重(新潟市美術館主幹/学芸員)
日時:7月21日【土】午後2時~(90分程度)
会場:新潟市美術館講堂
参加無料(事前申込不要、先着80名)

○美術講座
「エンコースティックと阿部展也」
講師:上池仁子(新潟市美術館学芸員)
日時:8月18日【土】午後2時~(90分程度)
会場:新潟市美術館講堂
参加無料(事前申込不要、先着80名)

○ワークショップ
「まる、からはじめて」
「阿部展也」展とコレクション展Ⅰに展示中の「まる」い作品をヒントに、美術館の大きな窓をマスキングテープや色セロハンで飾ります。完成作は7月8日【日】まで公開予定。日時:7月1日【日】 10時~12時半
講師:新潟市美術館学芸員
対象:小学生~大人20名
*大人のみでの参加もできます。
*参加無料ですが、当日の「阿部展也」展の観覧券が必要です。
*事前申込み制 6月15日【金】必着 応募方法など、詳しくは美術館HPをご覧ください。
○当館学芸員によるギャラリートーク
6月24日【日】、7月8 【日】、29日【日】、8月12日【日】、 26日【日】
各日午後2時~ *直接企画展示室へお越しください。*当日の「阿部展也」展の観覧券が必要です。
ホームページ
http://www.ncam.jp/exhibition/4575/
会場住所
〒951-8556
新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9
交通案内
[バスをご利用の場合]
以下いずれも 新潟駅前万代口バスターミナルから
・ 【観光循環バス】
「朱鷺メッセ先回り」または「白山公園先回り」乗車約30分→バス停「新潟市美術館入口」下車→徒歩約3分

・ 【C6 八千代橋線】
乗車約16分→バス停「西堀通八番町」下車→徒歩約5分

・ 【B1 萬代橋ライン (BRT)】など
乗車約10分→バス停「古町」下車→徒歩約12分 (約860m)
※一番便数が多いです。
※「古町」から【C6八千代橋線】または【C5西堀通線】入船営業所行に乗り継ぎもできます。

[タクシーをご利用の場合]
・ 新潟駅万代口から乗車 (約10分)

[自動車をご利用の場合 (駐車場有り)]
1. 磐越自動車道、新潟中央ICを降り、桜木ICへ (新潟中央ICより約25分)
2. 昭和大橋を渡り、新潟地方裁判所手前を右折、西堀通を直進
3. ホテルイタリア軒過ぎ、ガソリンスタンド(出光)のある信号を左折、250m
ホームページ
http://www.ncam.jp/
新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9
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