- タイトル等
夏休み企画
動/静
内田あぐり+鳥取県立博物館コレクション
- 会場
- 鳥取県立博物館
2階 近代美術展示室
- 会期
- 2018-07-21~2018-08-26
- 休催日
- なし
- 開催時間
- 午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
開館延長日: 会期中の土・日・祝日は午後7時まで延長開館
- 観覧料
- 一般180円 (20名様以上の団体150円)
※次の方々は無料です。
◎大学生以下 ◎学校教育活動での引率者 ◎70歳以上
◎障がいのある方、要介護者等およびその介護者、難病患者の方
★同時開催中の企画展『とっとりの化石EXPO!2018』をご覧の方は、当日に限り無料でご観覧いただけます。
- 概要
映像や舞踏芸術と異なり、動くことのない画面の中に動きという感覚を導入すること、つかのまに描かれる画面の中に、彫刻のような永遠の相を刻むこと。画家や写真家は常にこの二つの可能性の間で仕事をしてきました。ターナーは霧の中を走る機関車を描き、レンブラントが描く群像は17 世紀の夜警たちの姿を永遠に画面にとどめます。
今年の夏休み企画テーマ展示では、人体をモティーフにダイナミックな身体の動きを表現してきた日本画家 内田あぐりさんを迎えて、「動/静」というテーマで美術表現の多様な在り方を探ります。展示にあたっては、新しい試みとして、内田さん自身にゲスト・キューレーターも務めていただき、このテーマのもとに自らの作品と一緒に展示する作品を選んでいただきました。内田さんは、鳥取県を代表する写真家 塩谷定好や、洋画家 尾崎悌之助の作品などをコレクションの中から選びました。波がはじける荒天の日本海、モノクロームの中に浮かび上がる古代の石像、私たちは塩谷と尾崎の作品の間に、あるいは同じ作家であっても別々の作品の中に動と静という表現の二つの対比を認めることができます。
さらに展示と関連して、舞踏家の動く身体を実際にデッサンするワークショップも開催いたします。動と静というテーマに沿って、絵画と舞踏、通常では別々の営みと感じられる表現の接点を探ります。多くの方の来場、そしてワークショップへの参加をお待ちしています。
- イベント情報
- 《スペシャルワークショップ》Moving-うごきとかたち
本展出品作家 内田あぐりさんと、鳥取に滞在制作中の「旅するムサビ」のみなさんを講師に、舞踏家 大竹宥熙さんの舞踏を見ながら動く身体を描きます。内田あぐりさんと、そのモデルとして30 年以上作品に関わってこられた大竹さんのお二人をお招きしてのスペシャルな企画です。舞踏を味わい、大きな和紙に日本画の画材を使って、大胆に楽しく描きましょう。
講 師:内田あぐりさん(日本画家・武蔵野美術大学 教授 )
「旅するムサビ」のみなさん(武蔵野美術大学 学生)
モデル:舞踏家 大竹宥熙(おおたけ・ゆうき)さん
協力:武蔵野美術大学
■日時:7月21日(土)14時~16時
■場所:当館2 階 近代美術展示室
■対象:小学生以上
■定員:40名
■申込:7月6日(金)8時30分から電話のみで受付します。
(定員になり次第終了)
■持参品:和紙は配布しますが、それ以外にも描きたい場合は紙を持参してください。(和紙以外でも可)
汚れても良い服装でおいでください。
■参加費:無料
★参加者の作品は、会期中展示室に展示し、8 月27日(月)以降に返却します。
- ホームページ
- http://www.pref.tottori.lg.jp/modernartexhibition/