タイトル等
多田友充展
性根の腐った誠実さのかけらもない人間どもの流す情報を、ただただ鵜呑みにして自らの頭で考えることもせず無邪気に人に暴力を振るう、たましいのない空っぽの操り人形どもは、果たしてこの世界に存在することに恥ずかしさや情けなさを感じることはあるのだろうか☆卍
会場
国際芸術センター青森
ギャラリーA
会期
2018-04-28~2018-06-17
休催日
会期中無休
開催時間
10時~18時
観覧料
無料
主催者
青森公立大学国際芸術センター青森
協賛・協力等
協力|URANO,AIRS 助成|公益財団法人朝日新聞文化財団
概要
多田友充はドローイングを中心として様々な表現を展開するアーティストです。油絵具、アクリル、顔料、ボールペン、色鉛筆、パステル、スプレーなどの画材を用いて、線や色の繊細な重なりのあるもの、大胆な存在感のある線で描かれたものなど多様の表情を持つ画面を作り上げます。また、しばしば作品に描かれる言葉は、文字の形と言葉の意味が重なっては離れることを繰り返しながら、やがて見る者を形と意味を超えたイメージへと導きます。それらの作品は、混沌や矛盾の先に見える景色のような静謐さを携えています。
本展のタイトルは、この世界に内在するあらゆることの中からある普遍の一面を提示する一方で、人間が人間として「どう在るか」ということについての問いのようでもあります。
多田は近年、大型のパネルに描いた絵画を多く発表してきましたが、本展では、国際芸術センター青森(ACAC)の空間を活かしたインスタレーション作品を発表します。静寂と力強さが共存する作品は、あらゆることが起こり得るこの世界の底をのぞき込むような、もしくは果てに導かれるような体験をもたらすでしょう。
イベント情報
■オープニング・アーティストトーク
多田友充と、同時開催の「ヴィジョン・オブ・アオモリvol.16-Part1 アオノニマス潜」の参加アーティスト柿崎真子が自身の作品と展覧会についてお話します。
日時|4月28日(土)14:30-15:30
会場|ラウンジ、ギャラリーA、B
※申込不要、直接会場においでください。

■多田友充×森達也(映画監督・作家)対談「水と水が交わるところ」
オウム真理教信者を追ったドキュメンタリー映画「A」(1997年)や「A2」(2001年)、世間の耳目を集めたゴーストライターの騒動を題材にした「FAKE」(2017年)など、物事に対する独自の視点を提示する作品を送り出してきた森達也さんをゲストにお迎えし、多田との対談を行います。
日時|6月10日(日)14:30-16:00
会場|ラウンジ
※申込不要、直接会場においでください。

■ワークショップ「面打ち」
三沢市在住の能面作家井上京香さんをゲスト講師にお招きし、本展作家とともに、能楽で演者が付けるお面、「能面」を作りましょう。青森ヒバを素材に、ノミや彫刻刀を使って10×6㎝程の小さな女面を制作します。
日時|5月26、27日(土、日)10:00-17:00(昼休みあり)
※2日間で作品を作ります。
講師|井上京香(能面作家)
会場|創作棟 対象|中学生以上 定員|5名
申込締切|5月20日
※締切後も定員に空きがあった場合は先着順で受け付けます。

■ギャラリーツアー
学芸員と一緒にお話ししながら展覧会を鑑賞します。
日時|大人向け/5月20日(日) ファミリー向け/6月9日(土)14:30-15:30
会場|ギャラリーA、B
【お問合せ・お申込み】
青森公立大学国際芸術センター青森〔ACAC〕
〒030-0134 青森市合子沢字山崎152-6 Tel;017-764-5200 Fax;017-764-5201
[email protected] http://www.acac-aomori.jp/
ホームページ
http://www.acac-aomori.jp/air/2018-1/
会場住所
〒030-0134
青森県青森市合子沢字山崎152-6
交通案内
「国際芸術センター青森」にバスでおいでになる場合は、JRバスまたは青森市営バスの「青森公立大学」または「モヤヒルズ」行をご利用ください。
運賃は、青森市中心部から大体500円前後です。

○ JR青森駅から JRバス または 青森市営バスにて 約40分
「モヤヒルズ、青森公立大学行」乗車 「青森公立大学」下車

○ 東北自動車道 青森中央I.Cから 約5km

○ 青森空港から タクシーで約20分
ホームページ
https://www.acac-aomori.jp/
青森県青森市合子沢字山崎152-6
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