- タイトル等
- 会場
- 岡山県立美術館
- 会期
- 2018-08-31~2018-09-30
- 休催日
- 月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日)
- 開催時間
- 9時~17時
(入館は閉館30分前まで)
・8月31日は10時開館、8月31日・9月28日は19時まで開館
・いずれも入館は閉館30分前まで
- 観覧料
- 一般:800円、65歳以上:500円*、大学生:500円*、 高校生以下無料*
*学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください
*キャンパスメンバ―ズ制度加盟校の学生は無料
*20名以上の団体は当日券の2割引き
*「第69回岡山県美術展覧会」チケットで300円引(県展会期中のみ有効)
- 主催者
- 岡山県立美術館
- 協賛・協力等
- 後 援 岡山県教育委員会、岡山市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団、一般財団法人岡山県国際交流協会、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、FM岡山、レディオモモ、山陽新聞社
協 力 岡山大学大学院社会文化科学研究科、関西中国書画コレクション研究会
- 概要
岡山県立美術館では、雪舟や浦上玉堂をはじめ、岡山県にゆかりのある画家の描いた水墨画を数多く収蔵し、彼らが憧れ学んだ中国絵画についても収集、紹介してきました。中でも、宋末元初の画僧・玉澗の描いた「廬山図」(重要文化財)は、当館のコレクションを代表する水墨山水画の名品です。さらに、廬山の位置する江西省と岡山県とは、1992年に友好提携を結び25年余も交流が続いています。
本展では、その廬山に着目し、現代作家による新たな視点を加え、山水画の魅力をご紹介します。1958年岡山県生まれの画家・山部泰司は、1980年代に関西ニューウェーブと呼ばれた多様な美術表現を経て、単色による風景画を中心に絵画の可能性を追求しています。近年、(伝)董源「寒林重汀図」(重要文化財 黒川古文化研究所蔵)との出会いにより、「横断流水図」を制作し、続いて(伝)李成「喬松平遠図」(澄懐堂美術館蔵)に学んだ「岩と松 平遠図」を発表するなど、古典に通じた迫力ある作風が評価され、第30回「京都美術文化賞」を受賞しました。2016年夏には実際に廬山を訪れ、現代の「廬山図」に取り組んでいます。長い歴史を経て伝えられた中国絵画と、廬山を主題とする書画の名品に、現代作家の真摯な表現が響き合い、山水画の世界を体感できる貴重な機会となることでしょう。
- イベント情報
- 記念シンポジウム「多視点でたどる廬山への道」
日時:2018年9月1日(土曜日)13時30分から16時
会場:2階ホール(当日先着210名・無料)
パネリスト(発表順):
橘英範氏(岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授)
佐々木守俊氏(岡山大学大学院社会文化科学研究科教授)
遊佐徹氏(岡山大学大学院社会文化科学研究科教授)
竹浪遠氏(京都市立芸術大学准教授)
進行:古川文子(当館学芸員)
廬山を語る
山水画と廬山の文化について、出品作家やゲストをお招きし、トークイベントを開催します。
美術の夕べ アーティストトーク
日時:2018年8月31日(金曜日)18時から
会場:2階展示室 ※要観覧券
講師:山部泰司氏(出品作家)
進行:古川文子(当館学芸員)
対談「廬山の“新”面目を語る」
日時:2018年9月17日(月曜日)14時から
会場:地下1階講義室(当日先着70名・無料)
講師:遊佐徹氏(岡山大学大学院社会文化科学研究科教授)、江見肇氏(山陽新聞社編集局次長)
アーティスト×ゲストトーク
日時:2018年9月23日(日曜日)14時から
会場:2階展示室 ※要観覧券
講師:山部泰司氏(出品作家)、柳沢秀行氏(大原美術館学芸課長)
廬山を味わう
江西省で茶芸師の資格を取得された安道規子氏をお迎えし、廬山の銘茶を味わいます。
気軽に楽しむ中国茶「廬山雲霧茶に出会う」
日時:2018年9月15日(土曜日)13時30分から15時30分
会場:展示棟1階踊り場周辺(参加費無料)※要観覧券
鑑賞+トーク+中国茶会「山水と銘茶の故郷をめぐる」
日時:2018年9月24日(月曜日)14時から17時
会場:2階展示室、CIFAKA event avenue(石関町)
中国茶講師:安道規子氏(中国政府認定高級茶芸師)
フロアレクチャー:古川文子(当館学芸員)
定員:20名(申込先着順・参加費2000円観覧料込)
◆お問い合わせ・申し込み先◆
<申し込み方法> 電話、FAX、メールでお申し込みください。
・参加ご希望ワークショップ名
・参加者氏名(小・中・高・大 or 一般)
・住所、電話番号、FAX番号をお知らせください。
岡山県立美術館 〒700-0814 岡山市北区天神町8‐48
TEL.(086)225-4800 FAX.(086)224-0648 e-mail:[email protected]
※お電話でのお問い合わせは開館時間(9時から17時)のみの対応となりますのでご了承ください。
- ホームページ
- http://okayama-kenbi.info/exh_20180831/