豊田市美術館は2019年6月まで改修工事のため休館します。休館前の最後のコレクション展は、同じく目下改修工事で休館中の愛知県美術館からお預かりしている名品を加えた豪華ラインナップ。19世紀末から20世紀後半までの、おもに西洋の作品を、いつもとはちょっと違った組み合わせでご覧いただけます。
ところで、2018年はグスタフ・クリムトとエゴン・シーレという当館を代表する作家がいずれも1918年に亡くなってちょうど100年。せっかく愛知と豊田のクリムト作品が並んでいるタイミングなので、豊田市美術館が所蔵するクリムトとシーレの作品をすべて、そして関連する作家もできるだけ出品しました。この機会に世紀末ウィーンの魅力を存分にお楽しみください。