春の訪れを告げる桜は日本の代表的な花となりました。絢爛と咲き誇る華やかさと散る様の寂しさを合わせ持ち、日本人の美意識と響き合う桜花は、文学や美術にも取り入れられ、身辺の品々に文様として描かれるようになりました。出羽桜美術館では、その名の通り桜に因んだ美術工芸品をコレクションしています。春恒例の「桜の美展」は、柿右衛門様式瓶や古伊万里皿、蒔絵野弁当、屏風、掛軸、小袖など120点展示します。
また、心を込めて作った『つるし飾り』も数多く展示し、華やかさを添えています。豪華絢爛、桜満開の「桜の美展」をお楽しみください。