当館でもおなじみとなったイラストレーター・絵本作家として活躍中の永田萠。兵庫県加西市出身で現在は京都在住。
1975年イラストレーターとして独立し、1978年出版の絵本「もえと妖精たち」以来40年を超える画業の中で160冊を超える絵本・イラストレーション等の作品を発表。永田はその画業のなかで、一貫して色彩感と透明感にあふれる瑞々しい画面に、やさしさをちりばめながらも現実をみつめ生き抜く信念を込めて描き続けています。本展では、それを「夢見ることは生きる力」すなわち「夢見るチカラ」としてあらためて見る人に訴えかけます。
当美術館では、氏の作品を通じて、自分を含め人間を愛するこころを醸成するきっかけとなることを願い、この作品展を開催します。