タイトル等
開館15周年記念特別展 京の葵祭展
―王朝絵巻の歴史をひもとく―
会場
京都文化博物館
会期
2003-04-12~2003-05-18
休催日
月曜日(5/5は開館し翌日休館)
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般 1000(800)円
大高生 700(560)円
中小生 400(320)円
※( )内は前売り、20名以上の団体料金
主催者
京都府、京都文化博物館、京都新聞社、産経新聞社
概要
葵祭は、京都三大祭の一つとして知られている祭で、正式には「賀茂祭」といいます。この祭の起源は古く、奈良時代以前にまでさかのぼります。当時の祭は山城盆地の豪族であった賀茂県主の氏神をまつるものでした。騎射のために多くの人が集まり、危険なことから禁止の命令が出されるほどにぎわったこともあったようです。
平安京遷都の頃から賀茂の神が山城盆地の守り神的な地位となり、嵯峨天皇の皇女の有智子内親王が斎院として奉祀することにより、この祭が朝廷の祭となりました。それ以降、宮廷の祭祀儀礼と呼ぶにふさわしい内容になり、宮中から勅使が派遣され、にぎやかなパレードも行われました。この勅使が近衛使で、若い貴族がきらびやかな衣装を着て行進することから、パレードの花形として貴族の間で人気がありました。
斎院は鎌倉時代の初めに絶えましたが、勅使の派遣される祭は続きました。しかし、戦国時代になると勅使の派遣も中止され、神社が行う神事を除き、他の行事は約200年間途絶えました。江戸時代に入り、種々の朝廷の儀式が復活する中で、この祭も元禄7(1694)年に復興しました。その後、明治維新の混乱や太平洋戦争で一時期中断することもありましたが、1953(昭和28)年に再開してからは、1956(昭和31)年から斎王代・女人列が加わるなど、今日私たちが見る葵祭の華やかさになってきました。
この展覧会では賀茂祭を時代により四期に分けて、絵巻物や屏風、歴史資料などを用いて葵祭の歴史をご覧いただきます。
ホームページ
http://www.bunpaku.or.jp
展覧会問合せ先
京都文化博物館Tel.075-222-0888
会場住所
〒604-8183
京都府京都市中京区三条高倉
交通案内
地下鉄「烏丸御池駅」下車、徒歩3分
阪急「烏丸駅」下車、徒歩7分
京阪「三条駅」下車、徒歩15分
JR・近鉄「京都駅」から地下鉄へ
市バス「堺町御池」下車、徒歩2分
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京都府京都市中京区三条高倉
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