当館のコレクションには、「人間」をテーマにしたものが数多くあります。
今回はその中から、男と女の「生きざま」を表現したとっておきの作品を選んでご紹介いたします。
作品には、様々な場面や心境が描かれています。時代背景や作家の心情により、男と女の織りなす人生、それぞれの生きる歓び、生きる悲しみ、生きる苦しみなどが表現され、それが絵の中の人々の「生きざま」となっています。
本展では、女性を独特の表現で描いたピカソ、人闇の内面の葛藤や不安を表現したムンク、母親の生きるたくましさを描いたシケイロスなどの海外作家や、黒い輪郭線で孤独に生きる女を描いた栗原一郎、コミカルで、ポップな画調の久里洋二などの国内作家の作品を約50点展示いたします。
描かれた男と女の生きるすがたをお楽しみください。