19世紀前期に江戸で花開いた江戸琳派。酒井抱一(ほういつ)(1761~1828)、鈴木其一(きいつ)(1796~1858)らが、京都で育まれた琳派様式を江戸風にアレンジし、大名から庶民まで多くの人々を魅了しました。優美にして瀟洒なその画風は維新後も受け継がれ、琳派400年の流れにおいて大きな役割を果たしました。
細見コレクションでは早くから江戸琳派に注目、ほぼ全ての画家を網羅しています。開館20周年記念展第2弾は、細見琳派の中から江戸琳派の花鳥画を展覧。抱一・其一の代表作をはじめ、細見美術館ならではの贅沢なラインナップで江戸琳派の魅力をお届けします!