加藤竜は藤飯千尋(画家)の紹介と、I氏賞のことを知り、2016年9月にベルリンに連絡を入れた。昨年4月の帰国時に対面、今回の展覧会を決めた。新見市立美術館には「日本、環境爆発」(130×162cm 2013年)、岡山県立美術館にはI氏賞対象「コロッセオ」(180×30㎝ 2011年)が収蔵されている。そして今回のDMの作品は「エネルギー消費大国」(70×90㎝ 2017年)である。日本を離れ20年、数奇な運命に導かれるように、ベルリン芸術大学を経て、一貫して環境問題を中心に社会的メッセージを正面に据えた作品を発表してきた。是非、お運び下さい。 島田誠