タイトル等
特別展「涅槃」
釈迦入滅のとき
会場
高岡市立博物館
会期
2003-04-26~2003-06-22
休催日
毎週月曜日(但し4/28、5/5は開館し翌日休館)
開催時間
9:00~17:00(但し入館は16:30まで)
観覧料
無料
主催者
高岡市立博物館
概要
涅槃は釈迦(一説にBC463~383)の死を表す言葉として用いられ、仏弟子・諸菩薩・諸天をはじめ鳥獣達も駆けつけ、その死を悼んだといわれます。仏(ぶつ)涅槃図はその様子を絵画化したもので、沙羅双樹(さらそうじゅ)の林で頭を北に静かに横たわり、涅槃に入り入滅(にゅうめつ)した釈迦の姿や、周囲に集まって嘆き悲しむ会衆(えしゅう)の様子などが様々に描かれています。
平安後期に描かれた初期の形式では、両手を体側につけて寝台に横たわる釈迦の姿を大きく描きますが、鎌倉時代以降、宋画の影響を受け、釈迦の姿は比較的小さくなり、縦長の画面中央に右手を枕に横臥する姿を描き、周りに集う会衆も増え、鳥獣の数や種類も増えてきました。
釈迦入滅の日とされる2月(旧暦3月)15日には、真言宗や禅宗の寺院を中心に涅槃会(ねはんえ,常楽会=じょうらくえ)が催されます。涅槃図が掛けられ、「仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)」(釈迦入滅直前の説法が記されているお経)などが読経され、法要が行なわれます。またこの日、赤・青・黄・白色などの米の粉で作られたネハンダンゴを魔よけとして参拝者に撒きます。
本展では、郷土の寺院に伝わる仏涅槃図・木彫の涅槃像・釈迦八相(はっそう)図(釈迦の生涯の八つの主要な出来事を描いた絵伝)などを中心に、釈迦の諸相や涅槃会法要の様子を展示紹介します。
ホームページ
http://www.e-tmm.info/
展覧会問合せ先
高岡市立博物館・0766-20-1572
会場住所
〒933-0044
富山県高岡市古城1-5
交通案内
能越自動車道―高岡ICから約20分、北陸自動車道―小杉ICから約20分・砺波ICから役30分
バス―高岡市内③「大手町バス停」下車、徒歩2分、JR北陸本線―高岡駅より北東へ約1km(約10分)
富山県高岡市古城1-5
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