タイトル等
求道の画家
岸田劉生と椿貞雄
会場
宮城県美術館
会期
2018-01-27~2018-03-25
休催日
毎週月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日[火]
開催時間
午前9時30分~午後5時
(発券は午後4時30分まで)
観覧料
一般1000(800)円、学生800(600)円、小・中学生・高校生500(350)円
( )内は前売および20名以上の団体料金
前売券販売所=宮城県美術館、藤崎、仙台三越、ローソンチケット(Lコード:21669)、セブンチケット
主催者
宮城県美術館、河北新報社
協賛・協力等
後援=仙台市教育委員会、NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、エフエム仙台
企画協力=(公財)日動美術財団、米沢市上杉美術館
概要
岸田劉生(1889~1929)は、東京の銀座に生まれました。劉生ははじめ白馬会洋画研究所で黒田清輝に油彩画を学びましたが、文芸誌『白樺』をとおして後期印象派の洗礼を受け、1912(大正元)年、若い画家たちとヒユウザン会を興しました。しかしそうした新しい絵画表現のみに満足しなかった劉生は1915(大正4)年、草土社を結成、その求道者的な独特の写実表現が、青年画家たちに影響を与えます。
一方、椿貞雄(1896~1957)は、山形県米沢市に生まれました。早逝した兄の影響で水彩画を始めた椿はやがて画家を志し、1914(大正3)年、18歳の時に上京。劉生の個展を見て感銘を受け、彼のもとに入門しました。そして19歳で草土社の創立同人となり、劉生が鵠沼に転居すると、自身も移り住んで行動をともにするなど、草土社のなかでもとりわけ劉生の身近にあって、彼の影響を強く受けたひとりです。
本展覧会は、二人の関わりや、劉生没後の椿の展開にも光をあてます。二人の画業をあわせて紹介することは、それぞれの個性を立体的に浮かび上がらせると同時に、日本近代美術の青春時代の息吹を感じさせることともなるでしょう。
劉生の麗子像や椿の120号の大作といった油彩画の代表作に加え、二人の日本画も紹介。約170点を展示します。大正期を代表する画家の一人である岸田劉生、そして東北ゆかりの画家でもある椿貞雄の二人とも、当館では初めての展覧会開催となります。是非この機会に、ご覧下さい。
イベント情報
◎講演会「二人の愛情の画家 劉生と椿」
2月11日[日]午後2時~、講堂、入場無料 講師:加藤千明(山形美術館顧問)

◎ミュージアムコンサート「東彩子&佐々木大芽 バトルトーク:44のDUO(2台のヴァイオリンのための)」
3月17日[日]午後2時~3時、エントランスホール、入場無料(整理券配布午後12時~)
岸田劉生と椿貞雄 このたぐいまれな師弟愛に椿の孫 東彩子が愛弟子と共に2台のヴァイオリンで音楽を捧ぐ

◎まちなか美術講座「求道の画家 岸田劉生と椿貞雄―その情熱と友情」
3月10日[土]午後1時30分~、東北工業大学一番町ロビー2階ホール(仙台市青葉区一番町1-3-1 TMビル)、入場無料
担当:加藤恵子(当館学芸員)

◎学芸員による展示解説
1月27日、2月3日、17日、24日、3月3日、24日[土]、午後2時~、2階展示室入口集合、要観覧券
ホームページ
http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20180127-s01-01.html
会場住所
〒980-0861
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
交通案内
>> 【公共交通機関をご利用の場合】
■ 地下鉄
仙台市営地下鉄 東西線
「国際センター駅」 西1出口から北へ 徒歩7分、
「川内」駅 北1出口から東へ 徒歩7分。

■ 路線バス
仙台駅西口バスプール15番乗り場より
730系統:市営バス川内営業所前行
739系統:(広瀬通経由)交通公園循環
のいずれかに乗車、「二高・宮城県美術館前」下車徒歩3分。
(仙台駅より所要約15分)

■ るーぷる仙台
仙台市内の観光スポットを結ぶ循環型バスです。
当館の最寄りには 「国際センター駅・宮城県美術館前」と「二高・宮城県美術館前」の2度停車します。

>> 高速道路をご利用の場合
東北自動車道・仙台宮城I.C.より仙台方面(仙台西道路)に入り、仙台城跡方面を経由して美術館へ。 I.C.より約15分。
ホームページ
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索