いちまいばなし
佐藤悠(さとうゆう)は、一見何も無いところから、誰かが関わることで表現がつむがれてゆく様々な「現場」を作ってきました。
その中の一つ、2011年から行っている「いちまいばなし」は、佐藤が一枚の絵を描きながら、その場に居合わせた人たちで即興のお話をつくっていくというものです。
そこでは他人と自分の考えていることがどうしてもつなげられなかったり、ズレから発想が飛躍したりといった「楽しい苦しみ」を味わうことができます。
本展では、普段は主に実演で楽しまれているこの活動を、「影絵」を使った記録展示として再構成する新たな試みを行います。
また会期中にも2日間の「いちまいばなし」の実演を開催しますぜひご参加ください。