日々の慌しさの中でふと息をつける時間と場所があればいいな、と思ったことがありませんか?
メナード美術館は、美術作品と語り合うひとときを過ごしていただけたら…と考えています。
心にやすらぎをもたらしてくれる絵、力を与えてくれる作品、メナード美術館のコレクションの中から今回は68点を選び展観いたします。とりわけ本展では、ピカソの版画作品《毛皮の襟をつけたオルガ》の初公開にちなみ、ピカソを取り巻くキュビスムの作家を中心に構成します。20世紀美術を代表する美の一ページをどうぞご覧ください。
■□■ピカソ最初の妻オルガ-油彩と版画を同時公開■□■
作風の変遷と同様にピカソの女性遍歴もまた有名です。しかしピカソが正式に結婚したのは生涯に二人。その最初の妻がロシア貴族出身のオルガです。
「これがピカソ?!」と驚く方も多いと思いますが、ピカソの極めて的確な描写力により捉えられた油彩と版画の二作品を見比べてみてください。
☆講座「この一点を語る」
3月29日(土)午後6時~(15分間)
作品:ピカソ《オルガ・ピカソの像》
講師:山脇佐江子氏(美術史家)
■講座「わたしの一点を語る」
3月21日(金)・22日(土)・23日(日)午後2時~