日本の正月は、新年の気持ち新たに、晴れ着を着たりして迎える「はれの日」です。本展では「はれの日の装い」と題して、館蔵の日本考古美術品の中から身を飾る装身具を中心に約200点を展示します。
綺麗に見せるため、立派に見せるため、威厳があるように見せるためなど、身を飾る目的は今も昔も変わらずいろいろあり、飾る場所も頭から脚までいろいろです。
本展では、縄文時代、弥生時代、古墳時代の日本の装身具の歴史をふりかえります。また、奈良時代以降の化粧に使う道具としての鏡なども添えて展示します。なお、本展出品の約半分は初公開となります。
古代の人々がどんな風に身を飾っていたのか、想像を巡らせていただければと思います。