安野光雅は1926年に島根県津和野町に生まれました。
1968年に、絵本作家として『ふしぎなえ』でデビューし、『さかさま』『もりのえほん』『みちの辺の花』など数々の独創性あふれる作品を生み出してきました。
その幅広い学識と豊かな表現力で生み出された作品は、日本国内のみならず世界各国で翻訳され高い人気を誇っています。
本展では、『ふしぎなえ』をはじめ、世界中を旅して描いた『旅の絵本』シリーズ、切り紙を用いた『昔咄きりがみ桃太郎』など、数ある代表作の中から130点を展示し、50年を迎えた安野光雅のこれまでの画業を紹介します。