- タイトル等
山口蓬春記念館 平成29年度 初冬収蔵品展
めでたきは蓬春邸
―縁起物・吉祥文の魅力―
- 会場
- 山口蓬春記念館
- 会期
- 2017-12-02~2018-02-04
【前期】12/2(土)―1/8(月・祝)
【後期】1/10(水)―2/4(日)
- 休催日
- 毎週月曜日(1月8日除く)、1月9日(火)、年末年始(12月29日~1月3日)
- 開催時間
- 午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- [税込み]
一般/600円(高校生以下は無料)
団体割引/100円割引(20名以上の団体で一週間前までに予約した場合
)
障がい者割引/100円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引/100円割引
※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ)
※当館を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券1,800円(発行月から翌年の同月末日まで有効)を販売しております。
- 主催者
- 山口蓬春記念館・公益財団法人 JR東海生涯学習財団
- 協賛・協力等
- 後援:神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
- 概要
「めでたきは光琳の絵。」
そういう古人の言葉を知っていた蓬春は、大好きな尾形光琳の《飛鴨図》を毎年新春の床の間に飾ってはその美を楽しんでいたといいます。新たな年を迎える本展では、幸福への願いを込めた「めでたさ」をテーマに展覧会を開催します。
さまざまな美術品のなかでもとりわけ人気が高く、親しまれてきたのは吉祥文(きっしょうもん)といえるでしょう。
「吉祥」とはめでたい、よいことの兆しと意味されている通り、その表し方は、国や地方によって多様ですが、日本では工芸全般に大きな影響を受けた中国の吉祥文と関係のあるものが多くあります。また画題としても好まれ、縁起のよい動植物を描いたほか、語呂や発音が吉祥語と通じることなどから験担ぎをしました。そこには、長寿、繁栄、成功などを願い、それぞれに託した人々の、今も昔も変わらぬありまのままの姿を垣間見ることができます。
本展では、蓬春作品を吉祥的な視点で眺めることで身近にありながらも意外な「めでたさ」を再発見していただくとともに、蓬春が愛蔵した日本・中国・朝鮮の絵画や陶磁器などを通して吉祥文に込められた意味を紹介します。
- イベント情報
- □鏑木清方記念美術館(鎌倉市)との連携イベント
①入館料相互割引
【内容】鏑木清方記念美術館入館券持参の方は当館入館料100円割引
【期間】12月2日(土)~2月25日(日)
②ギャラリートーク
【内容】「日本を代表する美人画家・清方と新日本画の巨匠・蓬春」について鏑木清方記念美術館の学芸員をお招きし解説します。
【日時】平成30年2月3日(土)13:30~14:00
【参加費】無料(但し、当日の入館料は別途必要)
【定員】先着20名
【申込】開始10分前までに入館料をお支払いの上、多目的室にご集合ください。
③オリジナルグッズプレゼント
【内容】鏑木清方記念美術館入館券持参の方にオリジナルグッズをプレゼントします(先着50名)。
④「鏑木清方と山口蓬春―吉田五十八建築にみる日本画家の画室」開催
【内容】近代数寄屋建築で知られる建築家・吉田五十八ゆかりの鏑木清方と山口蓬春の画室について鑑賞用ワークシートを無料配布します。
□邸園ツアー
【内容】旧山口蓬春邸当時の庭園の息吹や吉田五十八設計によるアトリエなどについて学芸員が詳しく解説しながらご案内します。普段と一味違う山口蓬春記念館をご堪能ください。 ※雨天の場合は、集合場所が変更になる場合がありますので受付にてご確認ください。
【日時】12月9日(土)11:00~11:40
【参加費】無料(但し、当日の入館料は別途必要)
【定員】先着15名
【申込】開始10分前までに入館料をお支払いの上、正門前にご集合ください。
□展示解説
【内容】展示の見どころを学芸員が解説します。
【日時】平成30年1月13日(土)14:00~(約20分)
【定員】先着10名
【集合】開始時間までに入館料をお支払いの上、受付前にご集合ください。
- 展示替え情報
- ※会期中、一部展示替えを予定しております。
※展示作品は都合により一部変更することがあります。
- ホームページ
- http://www.hoshun.jp/exhibitions/