- タイトル等
古伊万里にみるうわぐすり展
- 会場
- 戸栗美術館
- 会期
- 2018-01-07~2018-03-21
- 休催日
- 月曜日
※1月8日・2月12日(月・祝)は開館、1月9日・2月13日(火)は休館。
※毎月第4月曜日はフリートークデーとして開館
- 開催時間
- 10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)
※毎週金曜日は10:00-20:00(入館受付は19:30まで)
- 観覧料
- 一般1,000円/高大生700円/小中生400円
(団体20名様以上で200円割引)
※1月7日(日)から1月31日(水)の間、新成人の方は入館料無料。
受付にて年齢のわかるものをご提示ください。
- 概要
釉薬(うわぐすり/ゆうやく)とはやきものの表面を覆うガラス質の膜のこと。釉薬は、焼成時に起こる化学反応によって色や質感といったうつわの装飾性を高め、さらに耐久性・耐水性を付加する役割も担っています。
釉薬と一口に言っても、じつに様々ですが、江戸時代に肥前で主に使用されていたのは、透明釉、青磁釉(せいじゆう)、瑠璃釉(るりゆう)、銹釉(さびゆう)の4色。絵付けを一切伴わず、釉薬の色と質感のみでうつわの造形を引き立てているものや、ひとつのうつわに複数の釉薬を施したものなど、様々なやきものが作られました。例えば同じ青磁と称されるものであっても、製作時期の違いで釉薬の発色が異なります。また同時期に作られたもの同士でも異なる発色を呈していたり、あるいは似た色調であったりと、その表現の幅広さには驚かされます。うつわに掛かった釉薬の色は、うつわの性格を決定づける大事な要素のひとつと言えるでしょう。
今展では、筆で描かれた文様ではなく、釉薬の色による装飾に注目し、伊万里焼を中心に約80点をご紹介いたします。種類や施釉方法、時代や焼成状況によって変化する、うつわひとつひとつの表情をご堪能下さい。
- イベント情報
- 展示解説
展示期間中、第2週・第4週の水曜日と土曜日に、当館学芸員による展示解説を行います。入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください(予約不要)。
第2・第4水曜 午後2時~(1月10・24日 2月14・28日 3月14日)
第2・第4土曜 午前11時~(1月13・27日 2月10・24日 3月10日)
フリートークデー
毎月第4月曜日は、展示室でお話ししながらご鑑賞いただけるフリートークデーとして開館いたします。
通常開館日と同じく、どなたでもご来館いただけます。
当日は午後2時より学芸員によるミニパネルレクチャーも開催いたします。
第4月曜(1月22日 2月26日)
とぐりの学芸員講座
やきもの鑑賞をより楽しむためのポイントを当館学芸員がご紹介する講座です。
2月19日(月)午後2時~黒沢愛(GM/学芸員) 「古伊万里入門~所蔵品と陶片にみる歴史と魅力~」
3月12日(月)午後2時~小西麻美(学芸員) 「三川内焼~網代陶石採掘場跡地を訪ねて~」
各回90分程度、参加費500円(入館券を別途お求めください)。先着35名様。
お電話にてお申し込みください(03-3465-0070)。
- ホームページ
- http://www.toguri-museum.or.jp/tenrankai/next.php