- タイトル等
単色のリズム 韓国の抽象
- 会場
- 東京オペラシティアートギャラリー
- 会期
- 2017-10-14~2017-12-24
- 休催日
- 月曜
- 開催時間
- 11:00~19:00
[金・土は20:00まで]
最終入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1200[1000]円/大・高生800[600]円/中学生以下無料
・同時開催:「収蔵品展060 懐顧 難波田龍起」、「project N 69 三瓶玲奈」の入場料を含みます。
収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)もあり。
・[ ]内は15名以上の団体料金。障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
割引券の併用および入場料の払い戻しはできません。
- 主催者
- 公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
- 協賛・協力等
- 協賛=日本生命保険相互会社
- 概要
韓国の抽象絵画は、欧米の同時代美術を受容する過程で東洋的な精神性をたたえた韓国固有の表現として確立し、ことに1970年代に生まれた「単色画(ダンセッファ)」は、極限までそぎ落とされたミニマルな美しさと繊細な息づかいを特徴として豊かな発展をみせました。この動向を担った作家たちは、本国の韓国と並んで日本でもさかんに紹介され、70年代から90年代にかけて両国アートシーンの活発な交流をもたらしました。その後、2015年にヴェネチアで単色画の大規模な展覧会が開催されたことなどがきっかけとなり、急速に再評価が進んでいます。
近年、世界的なブームといえるほどの注目を集める韓国の抽象ですが、当館では寺田コレクションの中核のひとつとして1999年の開館当初から収蔵しており、国内でも有数のまとまったコレクションとなっています。本展は、韓国の単色画とそれを受け継ぐ世代を、当館コレクションとともに全国の美術館や所蔵家の協力を得て総合的に展覧するものです。欧米文化の受容から韓国独自のアイデンティティを探求するなかで獲得された静謐さと洗練をあわせ持つ作品からは、表現とはなにか、というシンプルで奥深い問いが投げかけられているようです。単色の画面に静かに響く呼吸は、私たちの感覚を研ぎ澄まさせ、豊かな視覚体験へと誘ってくれるでしょう。
- ホームページ
- https://www.operacity.jp/ag/exh202/
- 展覧会問合せ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)