慶応3年10月14日(1867年11月9日)。江戸幕府15代将軍 徳川慶喜は、朝廷に政権を返上し、翌日朝廷が受諾しました。歴史的政治事件「大政奉還」です。2017年はそれからちょうど150年。節目の年にあたり、記念するイベントが全国各地で開かれています。
駿府博物館の1200点を超えるコレクションの柱の一つが「書」です。幕末維新期に活躍した英雄たちが残した書を数多く所蔵しています。本展は「大政奉還」から150周年を記念し、同時代を生きた英雄たちの書を展示します。彼らが書に残した思いや生き様を、時を越え感じていただく展覧会です。