- タイトル等
アートの今・岡山 2017 表装
片山康之×加藤萌×平井龍仙堂
杉浦慶侘×小村芳潤堂
炭田紗季×小村芳潤堂×大西表具店
巛(セン)×松本清竹堂
高本敦基×井上春琴堂
藤井龍×大西表具店
龍門藍×鳥越泰昌堂
はじめまして。アーティスト×表具師。
- 会場
- 新見美術館
- 会期
- 2017-09-09~2017-10-09
- 休催日
- 月曜(但し、9/18[月・祝]、10/9(月・祝]は開館)
- 開催時間
- 9:30~17:00
(入館は16:30まで)
- 観覧料
- 一般400 (350)円 中高生250 (200)円 小学生150 (100)円
※( )内は15人以上の団体料金
※障がい者手帳などをお持ちの方は半額
※市内小中学生は観覧無料
※高梁川流域パスポート提示の小学生は土・日・祝休日に限り観覧無料
- 主催者
- 「アートの今・岡山」展実行委員会、岡山県、岡山県天神山文化プラザ、(公社)岡山県文化連盟、おかやま県民文化祭実行委員会、新見市、新見市教育委員会、新見美術館、勝央町、勝央町教育委員会、勝央美術文学館
- 協賛・協力等
- 共催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館
助成:公益財団法人 福武教育文化振興財団
協力:岡山県表具内装協会、(一社)クリエイターズラウンジ
- 概要
「アートの今・岡山」は、岡山における現代美術表現の「今」の姿を紹介する企画展です。
開催12回目となる今回は、日本の伝統技術「表装」の現代における新たな可能性に注目します。
古くから日本人の暮らしを彩り、書画を保護するための「表装」という技術があります。中国から伝えられた表装は日本文化の中で独自の発展を遂げてきました。長い歴史の中で様々な技術や美意識が培われ、それに伴い和紙や木工芸などの産業も発展してゆきました。日本の表装文化は、地域の風土や産業と密接に結びつき育まれてきたのです。しかし現在!日本人の暮らしの変化に伴い、表装は日常から切り離された特別な存在となりつつあり、技術を支える伝統産業と共に存続が危ぶまれる状況です。
一方で、書画を彩り引き立てる表装は、作品と一体化した表現として、画家や文化人によって様々な試みがなされてきました。竹久夢二は伝統的な日本画の技法を用いて新しい時代のスタイルを築きましたが、その精神は表装にも存分に発揮されています。表装の中に保たれてきた普遍的な美や機能性も、時代を切り開くクリエイターや新しい技術とともに進化を遂げてきたのです。
本展では、岡山の表具師と新進アーティストが、ともに考え対話を重ねながら現代美術と表装との融合を試みました。互いの表現や技術に対して「はじめまして。」の関係から始まる新しい創造。瑞々しい感性と伝統的な装いが織りなす洋魂和才の表現をご覧いただきます。
なお、天神山文化プラザ会場では本展による新作のみを展示し、夢二郷士美術館と連携開催します。その後、新見美術館と勝央美術文学館では、天神山文化プラザ展示作品とともに、竹久夢二作品(夢二郷土美術館所蔵)と各館収蔵作品が「表装」をテーマに競演します。地域によって異なる古今の挑戦をお楽しみください。
- イベント情報
- ワークショップ(要予約・有料)
申込・問合せは各開催館までお願いします。
「和紙と糊でフレームをつくろう」
2017年9月9日(土)・11月18日(土)13:30~(各日とも)
岡山県産の手漉和紙と表具用の糊(のり)を使ってハガキ掛けを作ります。
会場|9月9日:新見美術館(tel.0867-72-7851)
11月18日:勝央美術文学館(tel.0858-38-0270)
※各回で開催館が異なりますのでご注意ください。※勝央美術文学館の申込受付期間は10月17日(火)~29日(日)(月曜休・定員に達し次第受付終了)
講師:岡山県表具内装協会
参加費:500円(材料費込み)
対象:小学生以上一般(小学校低学年は保護者同伴)
定員:各日12名
「日光写真を体験しよう」
2017年9月17日(日)13:30~
お日様の光で焼き付ける写真づくりを体験します。
会場|新見美術館(tel.0867-72-7851)
講師:巛(セン)相澤心也(写真家)・小田聖子(工芸家)
参加費:500円(材料費込み)
対象:小学生以上一般(小学校低学年は保護者同伴)
定員:10名