北九州市立美術館は、たくさんの浮世絵版画を持っています。
浮世絵版画は、いまから200年以上もまえの江戸時代につくられた、きれいな色の木版画です、そこには、人気のあった役者や名所、当時の人々の生活の様子などがいきいきと描かれています。
でも、江戸時代のころの生活とくらべると、今の私たちの生活はすっかり変わってしまいました。200年たった現代の私たちの目から浮世絵版画を見ると、そこには「なぞ」や「ふしぎ」がいっぱいです。展示室では、その「なぞ」や「ふしぎ」について、みなさんと一緒に考えたいと思います。
この「浮世絵なぞなぞ展」では、展示室をテーマごとにたくさんの部屋に分け、それぞれのテーマに沿った「浮世絵なぞなぞ」を出します。その「なぞなぞ」については、他のお客さんたちのいろんな考えも参考にしながら、自分なりの答えを考えてみてください。答え合わせはそれからです。どんな「なぞ」に出会えるか、展示室に来てからのお楽しみです。