タイトル等
360度の世界
松本哲男展
会場
茨城県天心記念五浦美術館
会期
2017-07-15~2017-08-27
休催日
月曜日(ただし7月17日[月]8月14日[月]は開館、7月18[火]は休館)
開催時間
午前9時~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般620(510)円/高大生410(310)円/小中生210(150)円
※( )内は20名以上の団体料金
※7月15日(土)は高校生以下無料
※満70歳以上の方及び身体障害者手帳、療育手帳等をご持参の方は無料
主催者
茨城県天心記念五浦美術館 松本哲男展実行委員会
協賛・協力等
助成:一般財団法人地域創造
後援:茨城新聞社、毎日新聞水戸支局、読売新聞水戸支局、朝日新聞水戸総局、産経新聞社水戸支局、東京新聞水戸支局、NHK水戸放送局、株式会社茨城放送、北茨城市
概要
院展を中心に活躍した松本哲男(1943‐2012)は、画家自身が語る「三百六十度の世界」、すなわち、自らを取り囲む、前後上下左右全てを描き続けた日本画家です。松本は、描きたい対象に向き合い、納得いくまで写生を続けるという制作スタイルを貫きました。写生とは言っても、目に見える風景を客観的に凝視して描くだけではなく、「地べた」に腰を下ろしてその場の空気や風、におい、気温など全身で感じ取った自然の存在をも描こうとしました。この制作スタイルは、初期の那須の風景にはじまり、素朴で雄大なアジアの風景、《マチュピチュ》などの世界遺産や世界三大瀑布というように描く対象が大きくなっていっても徹底されました。こうして、横12メートルにも及ぶ大作《ヴィクトリア・フォールズ》や横10メートルの《イグアス》など、これまでの日本画の世界にない臨場感あふれる画面を創り上げていったのです。晩年には、主題を古代文明に拡げ、エジプト、南米などの遺跡に取材した作品を発表しました。
松本哲男が2012年に没してから、その画業を振り返る初の機会となる本展覧会では、院展出品作を中心に創作エネルギーに溢れる日本画38点、及び関連素描を紹介します。
イベント情報
展覧会担当者によるギャラリートーク
日時:7月23日[日]、8月19日[土] 各日13:30~(1時間程度)
集合場所:企画展示室入口(要企画展入場券)

来て・見て・発見!アートツアーfor Kids
日時:7月15日[土] 10:00~(40分程度) ※参加無料
集合場所:エントランスロビー 対象:小中学生

映画会
「王子と乞食」1977年/116分/カラー/イギリス・アメリカ
日時:8月6日[日] 14:00~
会場:講堂/入場無料/定員114名

オープンワークショップ「墨もようde缶バッジ」
日時:8月11日[金・祝]・12日[土] 12:30~15:30 ※参加無料
会場:講座室

開館20周年記念ワークショップ「美術館に龍をとばそう」
日時:8月5日[土] 10:00~15:00・6日[日] 10:00~15:30
講師:島田裕之氏(茨城大学教育学部教授)
場所:茨城県県北生涯学習センター 対象:小中学生・保護者30組
申込方法:FAXまたは往復はがきによる申し込み(抽選制・7月12日[水]締切)
参加費:100円(保険料)

つくば美術館土曜講座「松本哲男のダイナミック日本画」
日時:7月22日[土]13:30~ ※参加無料
場所:つくば美術館 ☎029-856-3711
ホームページ
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/02_tenrankai/01_kikaku_matsumoto.html
会場住所
〒319-1703
茨城県北茨城市大津町椿2083
交通案内
電車: JR常磐線にて大津港駅下車。タクシーで約5分。
車: 常磐自動車道、北茨城インター及びいわき勿来インターから約15分。
ホームページ
https://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
茨城県北茨城市大津町椿2083
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