怪獣王の魅力がここに。
昭和29年(1954)、映画『ゴジラ』が公開されました。大怪獣の登場する迫真の特撮、科学技術への疑念、娯楽的な要素と社会に対するメッセージ性を兼ね備えた『ゴジラ』は大ヒット映画となり、「特撮映画」「怪獣映画」というジャンルが日本映画に確立されました。
その後、60年をこえる人気シリーズとして、多くのゴジラ映画が誕生しました。現実と空想の交錯する世界と大暴れするゴジラの姿は、世代を超えて多くの人々の心に刻み込まれています。
本展では、怪獣やメカの立体造形、デザイン画やセット図面など、特撮の造形やデザインと映画をもとに生み出された作品、約680点を展示。ゴジラ映画の魅力、映画を作り上げた人々の表現力、そしてゴジラの歩んできた時代を紹介します。