タイトル等
リアル(写実)のゆくえ
高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの
会場
足利市立美術館
会期
2017-06-17~2017-07-30
休催日
毎週月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般700(560)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※6月18日(日)は「栃木県民の日」協賛で観覧無料となります。※障害者手帳をお持ちの方は、観覧料が免除になります。※「いきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を証明できるものをご提示ください)。※第3日曜日「家庭の日」(7月16日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催者
足利市立美術館
協賛・協力等
制作協力:NHKプラネット中部 協力:(公財)足利市みどりと文化・スポーツ財団、東武鉄道(株)
概要
江戸時代から徐々に将来された西洋画は、その科学的な写実技法により伝統的な日本画と大きく異なり、当時の人々に衝撃を与えました。高橋由一は西洋の石版画と邂逅し、その迫真の描写に感動して洋画家を志しました。彼にとって写実とは、自然や身近なものなど外界に対する清新な感動を伝える手立てとして機能しました。さらに大正期、岸田劉生は北方ルネサンスの巨匠たちの「クラシックの美」をめざし卓抜した描写力で写実を極めました。それは「内なる美」の表出として高く評価されています。劉生および彼の率いる草土社は同時代の青年画家たちに大きな影響をもたらしました。
由一と劉生はともに精神性を重視し、彼らの写実は外界のみならず内面を表出する手段となりました。その後、写実絵画は、時代の変遷とともに、美術史の表舞台から退きました。しかし、少なからぬ画家たちが、写実に身を投じ、独自の世界を築きました。その多くは異端視されましたが、対象に迫る迫真性と深い精神性は私たちを強くひきつけます。今また細密描写による写実が注目されています。本展は、移入され150年を経た写実がどのように変化しまた変化しなかったのか、日本独自の写実とは何かを作品により検証し、明治から現代までの絵画における写実のゆくえを追うものです。
イベント情報
対談「リアル(写実)のゆくえについて熱く語る」
土方明司(平塚市美術館館長代理)×江尻 潔(当館学芸員)
日時 7月1日(土)午後2時より
会場 足利市立美術館 多目的ホール
定員 60名
※参加無料です。参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。※展覧会観覧の場合は観覧券(高校生以上)が必要となります。

学芸員によるギャラリートーク
日時 6月24日(土)、7月9日(日) 午後2時より
※参加ご希望の方は当日午後2時に美術館入口受付までお集まりください。※参加は無料ですが、観覧券(高校生以上)が必要です。

対話型鑑賞の会「作品の声を聴こう」
日時 7月16日(日) 午後2時より
対象 小学生~一般
定員 15名
対話型鑑賞とは、一点の作品を、美術の知識にたよらず自由に観て、その感想をみんなで話し合いながら作品の理解を深める鑑賞法です。展示室で出品作品をもとに、ファシリテーター(司会役)が参加者に質問しながら対話を進めます。
※参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。※ 参加は無料ですが、観覧券(高校生以上)が必要です。
協力:あしかが対話型鑑賞の会
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2017Real.html
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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