タイトル等
日本民藝館所蔵 生誕130年
バーナード・リーチ展
会場
鳥取県立博物館
2階 第1特別展示室
会期
2017-04-15~2017-06-04
休催日
休館日:なし
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
※会期中の毎週金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般600円 (前売り・20名様以上の団体400円)
※次の方々は無料です。◎大学生以下 ◎学校教育活動での引率者 ◎障がい者、要介護者等およびその介護者 ◎70歳以上
主催者
鳥取県立博物館、NHK鳥取放送局、NHKプラネット中国、(公財)日本民藝館
協賛・協力等
【制作協力】 NHKプロモーション
【協 賛】 日本通運、(株)モリックスジャパン、三和商事(株)、(株)吉備総合電設、(一社)西郷工芸の郷 あまんじゃく
概要
幼少期から幾つかの異なる文化を持つ国や地域で過ごしたバーナード・リーチ(1887年~1979年)。その体験は、リーチのその後の人生に大きな影響を与え、やがて東洋と西洋の文化の融合 ─ 東と西の結婚 ─ という理想へと発展していきました。
ロンドンの美術学校で学んだリーチは小泉八雲の著作を愛読し、1909年に憧れの日本に再来日します。そこでリーチが開いたエッチング(銅版画)教室に生徒として参加したのは、同年代の日本の若者たちでした。やがて柳宗悦(1889年~1961年)ら雑誌『白樺』の同人をはじめ、ともに陶芸の道を歩むことになる富本憲吉や濱田庄司らと交友します。とくに日本民藝館を創設する柳宗悦とは、芸術や宗教など精神世界を語り合う友として生涯を通じて交流を深めました。さらに柳との交友を通じて民藝運動にも深く参画したリーチは、日本各地の窯場を訪ねて技術指導をし、自らも作陶しています。鳥取・島根両県へも戦前・戦後に幾度か足を運び、作陶指導などを行いました。
2017年はバーナード・リーチ生誕130年の記念すべき年に当たります。本展では、日本最大のリーチ・コレクションを誇る日本民藝館所蔵品の中から、リーチの最初期から晩年までの陶磁器を中心に約200点の作品や資料を一堂に展観し、日本人に愛された英国人バーナード・リーチの芸術活動を振り返ります。
イベント情報
■スペシャルギャラリートーク「リーチ作品の魅力を語る ~その思い出とともに」
生前のリーチと親交のあった陶芸家の山本教行氏(1948年~ )を講師に迎え、リーチとの出会いなどについて講堂でお話いただいた後、展示会場にてリーチ作品の技法的特徴や魅力について解説していただきます。
日時:4月15日(土) 14:00~15:00 ※14時に2階講堂にお集まりください。
会場:2階講堂、本展展示会場(要観覧料)
講師:山本教行氏(陶芸家・クラフト館岩井窯主宰)
定員:250名(申込不要・先着順)

■特別講演会「バーナード・リーチの生涯と芸術」
日時:4月22日(土) 14:00~15:30
会場:2階講堂(参加費無料)
講師:鈴木禎宏氏(美術史家・お茶の水女子大学准教授)
定員:250名(申込不要・先着順)

■ギャラリートーク(本展担当学芸員による展示解説)
【夕暮れトーク】
日時:4月28日(金)、5月12日(金)、26日(金)各日とも18:00~19:00
【土曜日トーク】
日時:4月29日(土)、5月20日(土)、6月3日(土)各日とも14:00~15:00
会場:本展展示会場(要観覧料)
定員:なし

■貴重なSPレコード音源と映像で楽しむ「Leach、河井寛次郎、濱田庄司、柳宗悦司会・座談会」(日本民藝館制作、約23分)
旧柳宗悦邸修復工事の際に発見された、1953年に行われた4人の座談会を記録したSPレコード音源をもとに制作された映像(BD)を上映します。4人が語り合う音声記録は他に見つかっておらず大変貴重です。1日3回の上映です。
日時:5月6日(土)、27日(土) 各日とも ①11:00~11:40 ②14:00~14:40 ③15:00~15:40
会場:2階講堂(参加費無料)
定員:各回250名(申込不要・先着順)
会場住所
〒680-0011
鳥取県鳥取市東町2-124
交通案内
[JR鳥取駅からバスで]
砂丘・湖山・賀露方面行 「西町」下車 約400m
市内回り岩倉・中河原方面行 「わらべ館前」下車 約600m
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
鳥取県鳥取市東町2-124
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