タイトル等
太齋春夫展
生誕110年記念 漆の画家
会場
練馬区立美術館
会期
2017-06-09~2017-07-14
休催日
月曜日
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般300円、高・大学生および65~74歳200円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
*一般以外の方(無料、割引対象者)は年齢等の確認できるものをお持ちください。
主催者
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
協賛・協力等
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団
概要
漆膜?漆塗アルマイトモザイク!?昭和漆芸のロストテクノロジー
太齋春夫(だざいはるお/1907-1944)は、仙台市長町に生まれ、1932年(昭和7)、東京美術学校図画師範科を卒業しました。在学中より二科展に出品するなど油彩にその才を発揮していましたが、漆芸家六角紫水らのすすめにより、卒業後から漆の研究をはじめ、1933年(昭和8)、台湾総督府殖産局嘱託となり、ここで漆の研究に没頭します。翌年には、漆でフィルムをつくる漆膜の技法を開発し、特許を取得。工芸品の製作のみならず、漆を絵画の領域にも活用し、多彩な制作を行いました。1939年(昭和14)には、ニューヨーク万国博覧会にこれまで培った技法を活かし漆器の衝立を出品して賞賛を博します。漆の可能性を模索し、将来を嘱望された太齋でしたが、1943年(昭和18)に応召を受け、翌年、中国の湖南省平江県において帰らぬ人となります。
工芸と美術の間をぬって活躍した太齋の活動は、昭和の美術の動向に新たな光を投げかけるものです。しかし、若くして亡くなったということもあり、残念ながらこれまでほとんど一般に知られておりません。練馬区立美術館では、2015年度にご遺族より太齋の作品・資料をあわせて100件以上のご寄贈を受けました。本展ではこれらの作品・資料を中心に、漆の画家太齋春夫の軌跡を追いかけます。
漆膜や漆塗アルマイトモザイクなど、太齋が開発に携わった様々な技法は、その後、ほとんど継承されておりません。今や失われて久しい特異な昭和漆芸の世界を、あらためてお目にかけます。
イベント情報
①講演会「漆の魔術師 太齋春夫」
日時|7月1日(土)14:30~16:00
会場|当館視聴覚室
講師|三田村有純(東京藝術大学参与、名誉教授)
定員|中学生以上70名(事前申込・抽選)
【申込締切】6月16日(金)必着
◎参加には観覧券(当日以外の半券でも可)が必要です。

②関連ワークショップ「金で飾る漆のアクセサリー」
日時|6月10日(土)10:30~17:00
会場|当館創作室 講師|三田村雨龍(木漆芸家)
定員|中学生以上15名(事前申込・抽選)
費用|2,800円(材料費)
【申込締切】5月31日(水)必着
◎参加には当日の観覧券が必要です。

③鑑賞プログラム「トコトコ美術館 vol.21 テーマ:しかく」
日時|6月25日(日)【A】10:30~12:00 【B】14:00~15:30
7月8日(土) 【C】10:30~12:00 【D】14:00~15:30
7月9日(日) 【E】10:30~12:00 【F】14:00~15:30
会場|当館創作室・展示室
講師|当館学芸員
定員|[A、B]小学1,2年生+保護者[C~F]3~6歳の未就学児+保護者 各回5組(事前申込・抽選)
費用|無料
【申込締切】6月9日(金)必着
◎保護者の方は当日の観覧券が必要です。

④学芸員によるギャラリートーク
日時|6月22日(木)15:00~15:30
◎事前申込不要。
当日の観覧券が必要です。

①~③の申込み方法
①イベント名(③は[A]~[F]の別も)
②住所
③氏名(ふりがな)
④年齢(学年)
⑤電話番号
を記入の上、往復ハガキまたはEメール([email protected])にて練馬区立美術館へ。
Eメールのタイトルは、「(希望イベント)申込」<例「○月○日講演会」申込>と記載すること。
※1通のハガキ・Eメールで2名まで応募可(連名で記入)。③は子ども1~2名+保護者1名まで
※1つのイベントにつき1通のハガキ・Eメールで申込のこと。まとめて応募は不可。
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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