風変りな編み物作品を作り続ける編み師「203gow」。世の中がすべて編み物に見え、糸状のモノを見るとついつい編んでしまうという203gowは、おもにカギ編みにより、小物から8メートル超えの巨大作品まで、カラフルな編み立体物を制作しています。
本展では、世の中の全てが”編み”に見えるという、彼女の日常を切り取った連作《あみつぶし》や、「海のいきもの」、「森のいきもの」をテーマに巨大編み作品を展示し、203gowのちょっとへん、でも、かわいい、編みの世界をご覧いただきます。
また、展示室では、撮影スポットやかぶりものなど触れることができる作品も一部設け、会期中には、ライブ編みパフォーマンスや、ワークショップも開催し、ちいさなお子さまから大人まで、誰もが、気軽に美術を楽しんでいただける展覧会とします。