- タイトル等
ライアン・ガンダー
―この翼は飛ぶためのものではない
- 会場
- 国立国際美術館
- 会期
- 2017-04-29~2017-07-02
- 休催日
- 月曜日[ただし、5月1日(月)は開館]
- 開催時間
- 10:00~17:00
金曜日・土曜日は20:00まで[入場は閉館の30分前まで]
- 観覧料
- 一般900円(600円) 大学生500円(250円)
( )内は20名以上の団体料金、高校生以下・18歳未満無料
心身に障害のある方とその付添者1名無料[証明できるものをご提示願います]
●本料金で「ライアン・ガンダーによる所蔵作品展 ―かつてない素晴らしい物語」もご覧いただけます。
- 主催者
- 国立国際美術館
- 協賛・協力等
- 協賛|ダイキン工業現代美術振興財団
協力|TARO NASU
- 概要
ライアン・ガンダーは、1976年イギリスに生まれ、母国とオランダで美術を学び、2000年代初頭から世界各地で個展を開催するとともにドクメンタなど著名な展覧会にも参加してきました。この芸術家の仕事は、美術作品や普段の生活で遭遇する物事を素材として、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像、印刷物などを制作するもので、多彩であり既成の型にはまっていません。
ガンダーの芸術観は、作品だけではなく、作品にまつわる思考をも重視する点に特徴があり、作品は、鑑賞者の想像力を活性化し、新たな思考回路を生み出し、物事の認識を拡張してくれます。制作の背後には、美術全般についての考察、見ることについての洞察、日常経験の分析など、知的な思考が満ちています。手法は、意外なものの結合、架空の状況の設定、情報の部分的な隠蔽、ユーモアの導入、過去と未来への誘導など、一風変わっているようでありながら、理にかない示唆に富んでいます。
本展は、新しいコンセプチュアル・アートの旗手と目される芸術家ライアン・ガンダーの重要作と新作約60点による個展です。タイトルが謎めいているように、展覧会は未知の世界へ誘ってくれるでしょう。同時にガンダーの企画による所蔵作品展も開催します。比較して考えるという人間の本能的な能力を前提にして、所蔵品を多数のペアとして紹介しますが、類似に基づきながらもジャンルや時代が異なるため、新鮮な観点を提供してくれるでしょう。全館を使用するこの展覧会は、私たちに視覚芸術の可能性を実感させてくれるに違いありません。
- イベント情報
- [関連イヴェント]
ライアン・ガンダーによるトーク・パフォーマンス
4月30日(日)14:00
会場|国立国際美術館
詳細は後日当館HPに掲載します。
[ギャラリー・トーク]
5月20日(土)14:00|6月17日(土)14:00
会場|国立国際美術館・地下3階展示室
参加無料(要観覧券)
当日13:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します。(先着90名)
6月24日(土)19:00|7月1日(土)19:00
会場|国立国際美術館・地下3階展示室
参加無料(要観覧券)
- ホームページ
- http://www.nmao.go.jp/exhibition/2017/gander.html