1967(昭和42)年の誕生から50年。リカちゃん人形は、日本でもっとも親しまれている着せ替え人形リカちゃんは、これまで4代にわたってモデルチェンジ、家族や友達も何度かリニューアルするなど、ユニークな歴史を刻みつつ、いまも広く愛されています。
生みの親・佐藤安太氏(タカラ創業者、1924生まれ)はいわき市出身、小野町にリカちゃんキャッスルがあることから、福島県内では特に愛着を持っている方も多いことでしょう。実は郡山とも以外なご縁のあるリカちゃん。誕生当初に監修をつとめた牧美也子氏は、洗練された描写とドラマティックなストーリーで人気を博した第一世代の女性漫画家ですが、郡山市ふれあい科学館名誉館長・松本零士氏夫人でもあります。
本展では約580体のリカちゃんやその家族・友達を、当時流行したファッションとともに紹介します。このほか50周年をお祝いするコラボリカちゃん50組、開発当時の資料や歴代のリカちゃんハウスなど約70点を展示します。
本展のテーマは「Licca meets Licca」。展示室いっぱいに広がるリカちゃんワールド-きっとみなさんそれぞれが「わたしのリカちゃん」に出会えることでしょう。