1972年11月3日に開館してから今日までの間に、多くの展覧会活動と収集を行ってまいりました西宮市大谷記念美術館は、今年度で開館30周年を迎えました。昨年はそれを記念して10月12日から「西宮市大谷記念美術館館蔵品そろいぶみ」展を開催し、展覧会、コレクションだけにとどまることのない、美術館の多面的な姿を紹介し、ご好評のうちに11月24日をもって終了いたしました。
2003年1月9日(木)より「PART2」として、開館30周年記念で購入した菱田春草「秋林遊鹿」を初公開いたします。また日本画・洋画・彫刻、近代美術・現代美術、国内作家・海外作家といった枠にとらわれることなく前回紹介できなかった作品約100点を展示することにより、コレクションの全貌に迫ります。