資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、100年近くにわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)は、2007年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展です。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会を作り上げます。
第11回目となる本年度は、全国各地より279件の応募をいただき、全体の約8割を20-30代の方が占めました。今回も資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案されましたが、選考の結果、独自の視点から世界を捉える感性豊かな3名、吉田志穂(よしだしほ)、沖潤子(おきじゅんこ)、菅亮平(かんりょうへい)が入選となりました。入選者の個展を2017年6月2日(金)~8月20日(日)にかけ、それぞれ開催いたします。次代を担う3名の新進アーティストたちの個展に、ぜひご期待のうえ、ご来場賜れれば幸いです。