タイトル等
古今東西、版画の魅力
~橋口五葉からアンディ・ウォーホルまで
所蔵作品による小企画展
技法別、世界の巨匠の腕くらべ!
会場
鹿児島市立美術館
会期
2017-04-01~2017-05-14
休催日
月曜日 ※5月1日(月)は臨時開館
開催時間
9時30分~18時
入館は17時30分まで
観覧料
一般300円 高大生200円 小中生150円
※所蔵品展と共通。年間パスポートでもご覧いただけます。
概要
このたび、特別企画展「生誕220年 広重展 ― 東海道五拾三次を描いた天才風景絵師」(3/24~5/7)の開催にあわせ、所蔵作品の中から、国内外の芸術家たちが制作した様々な版画作品をご紹介します。
版画とは、木や金属の板などでつくられた版を紙や布に転写して、複数枚の絵画を制作する技法です。油絵や水彩画が一点物であるのに対し、版画は一つの版から同じイメージの作品を大量に生み出すことができるのです。そのため、大量印刷が必要な、聖典をはじめとする書物や布教を目的とした宗教画、紙幣や新聞の印刷などにもその技術は使われてきました。
このように一方では日常生活に密着した顔を持つ版画ですが、芸術作品としても、変容する視覚芸術の動向と密接に結びつきながら発展してきました。版という媒体によって初めて可能になる独特な表現効果に注目した作家たちは、そこに個々人の表現を探求し、時代や地域ごとに様々な工夫を凝らして技を競い、魅力的な作品を遺してきたのです。
版画は、版のつくり方によって、凸版、凹版、平版、孔版の四種類に分類されます。本展では、近現代の作家による版画作品を、技法別にご紹介します。浮世絵の復興・近代化を目指し大正時代に優れた美人木版画を制作した橋口五葉から、戦後のアメリカで興ったポップ・アートの潮流の中で版画の複数性に注目し、大量生産・大量消費をテーマにシルクスクリーン印刷による作品でスター作家として活躍したアンディ・ウォーホルまで、各技法、各作家の表現の違いを通じて、奥深い版画の世界をお楽しみ下さい。
イベント情報
関連イベント
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
日時:4月1日(土)、4月15日(土)、4月29日(土)、5月13日(土)各日14:00~15:00
会場:2階企画展示室
※ご参加には、観覧券が必要です。
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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