タイトル等
清川泰次が写したパリ
会場
世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
会期
2017-04-01~2017-07-23
休催日
毎週月曜日 ただし、7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館
開催時間
10:00~18:00
(最終入館は17:30まで)
観覧料
一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
●障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください ●( )内は20名以上の団体料金 ●小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
概要
ものの形を写すことに捉われない独自の芸術を追求し、絵画、彫刻のみならず生活用品のデザインまで幅広い分野を手がけた清川泰次(1919-2020)。画家として活動する一方で、写真にも強い関心を持ち続けました。本展は、清川が残した数多くの写真から、1954年にパリで撮影された写真約20点をご紹介するものです。
清川は、戦後間もない1951年に単身アメリカへ渡り、3年間シカゴなどで制作活動を行った後、帰国の途中にパリに訪れました。この旅の間、清川はカメラを持ち歩き、当時としてはまだ珍しいカラーフィルムで、現地の街並みを写真に収めました。パリ市内を歩きながら撮影した写真には、エッフェル塔やノートルダム大聖堂をはじめとした名所だけでなく、大通りから外れた細い路地、カフェで過ごす人々など、パリの日常的な風景が写されています。また、画家・藤田嗣治(1886-1968)と親交を深め、藤田が当時モンパルナスで構えていたアトリエでもシャッターを切りました。藤田の前でポーズをとるモデルの姿を捉えたその一葉は、清川の帰国後、雑誌『アサヒカメラ』(1955年2月号)の表紙を飾りました。
近代的な建物が立ち並ぶアメリカで生活した清川の目に、古い街並みが残るパリはどのように映ったのでしょうか。同年代に制作された油彩作品とともに、清川が写したパリの美しい風景をご覧下さい。
イベント情報
世田谷美術館分館 ギャラリートーク
区内3カ所の分館で担当学芸員による作品解説を行います。ぜひご参加ください。
5月13日(土)11:00~ 向井潤吉アトリエ館
5月20日(土)11:00~ 宮本三郎記念美術館
5月27日(土)11:00~ 清川泰次記念ギャラリー
※いずれも20分程度、参加費無料(観覧料別途)、事前申込不要
会場住所
〒154-0016
東京都世田谷区成城2-22-17
交通案内
■電車
小田急線「成城学園前」駅南口より徒歩3分
※急行は停まりますが快速急行は通過します
ホームページ
http://www.kiyokawataiji-annex.jp/
東京都世田谷区成城2-22-17
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