- タイトル等
日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念
スケーエン デンマークの芸術家村
- 会場
- 国立西洋美術館
新館展示室
- 会期
- 2017-02-10~2017-05-28
- 休催日
- 月曜日(ただし、3月20日、3月27日、5月1日は開館)、3月21日(火)
- 開催時間
- 9:30~17:30
(毎週金・土曜日は9:30-20:00) ※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 当日一般430円(220円)、大学生130円(70円)
※本展は常設展の観覧券でご覧いただけます。 ※( )内は20名以上の団体料金 ※高校生以下および18歳未満、65歳以上の方は無料(入館の際に学生証または年齢の確認できるものをご提示ください) ※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください) ※毎週土曜日の夜間開館時(17:00-20:00)、および毎月第2・第4土曜日は本展および常設展は観覧無料 ※「シャセリオー展」(2月28日-5月28日)観覧当日に限り、同展観覧券で本展をご覧いただけます。
- 主催者
- 国立西洋美術館、スケーエン美術館、東京新聞
- 協賛・協力等
- 後援:デンマーク王国大使館、デンマーク文化庁
助成:スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団
協力:ヤマトロジスティクス株式会社、西洋美術振興財団
- 概要
潮風が舞う荒野、白い砂浜、どこまでも広がる空と海。バルト海と北海にはさまれたユトランド半島の最北端に位置するスケーエンは、19世紀のデンマークの人々にとって、自国の中の異郷でした。しかし1870年代から、首都コペンハーゲンで活動していた若い画家たち数人がここを訪れ、その広漠とした自然の光景に惹きつけられます。スケーエンの独特の風土は次第に芸術家たちのあいだで関心を呼び、鉄道の駅も港さえもなかった小さな漁村は、19世紀末から20世紀初めにかけて、北欧の国々から画家や詩人、作曲家などが集まる国際的な芸術家村として知られるようになりました。
スケーエンを制作の拠点とした画家たちは、フランスに発祥してヨーロッパ絵画の新しい潮流となっていた自然主義の考え方に立ち、漁師たちの労働、海辺の風景、素朴な村人たちの生活、芸術家とその家族の日常を題材とした作品を描きました。現実そのものの中から自然と人間の本質にかかわる主題を見出した彼らの作品は、当時のデンマークの美術界に「近代の革新」と呼ばれる転換をもたらし、今日もなおみずみずしい魅力を放っています。
デンマークと日本の外交関係樹立150周年を記念して開催される本展は、スケーエン美術館が所蔵する59点の作品により、デンマークの近代美術を代表するスケーエン派の絵画を紹介します。
- イベント情報
- 講演会
2月11日(土) 14:00-15:30
「スケ―エン派の画家たち」
リセッテ・ヴィン・エベェセン(スケーエン美術館長)
4月8日(土) 14:00-15:30
「デンマーク近代絵画とスケーエン派」
萬屋健司(山口県立美術館専門学芸員)
会場:国立西洋美術館講堂(地下2階)
定員:各回先着140名(聴講無料。ただし、聴講券と観覧券が必要です。)
参加方法:当日開演2時間前から、館内インフォメーションにて観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。会場へは開演の30分前からご入場いただけます(自由席)。
※講演会のタイトル、内容等は変更となる場合があります。 最新情報は美術館ホームページでご確認ください。
- ホームページ
- http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2017skagen.html
- 展覧会問合せ先
- ハローダイヤル03-5777-8600