九州産業大学では、芸術学部を中心に、美術、工芸、デザイン、写真など多くの美術作品を学生教育のための「標本」として収集してきました。その中でも、100脚を超えるデザイナーズチェアは、本学の特色あるコレクションのひとつです。今回は「素材」をテーマに、木製イス、金属製イス、プラスチック製イスとセクションを分けてイスの歴史的変遷を辿ります。また、授業アンケートなどで収集した、学生からのイスに関する質問に答えたQ&Aパネルでそれぞれのイスを紹介します。18世紀から現代までにデザインされた名作イス約30脚を、実際に座り心地を感じていただけるハンズオン形式で展示します。