- タイトル等
広重生誕220年記念 春季特別展
広重と行く東海道の旅
―弥次さん喜多さんも同行中!―
- 会場
- 那珂川町馬頭広重美術館
- 会期
- 2017-04-21~2017-06-25
前期:平成29年4月21日(金)~5月21日(日) 後期:5月26日(金)~6月25日(日)
- 休催日
- 4月24日、5月1・8・15・22~25・29日、6月5・12・19日
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 大人 700円(630円) 高・大学生 400円(360円)
( )は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料 ※障がい者手帳等をお持ちの方とその付き添いの方1名は半額
毎月第3日曜日は家庭の日
中学生以下のお子様をお連れのご家族は観覧料が無料になります。
- 主催者
- 那珂川町馬頭広重美術館
- 概要
名所絵師として浮世絵史に名を残す歌川広重は、東海道シリーズを生涯に20種類以上制作しました。中でも「東海道五拾三次之内」(保永堂版)は広重の代表作、そして出世作としてよく知られています。
保永堂版「東海道五拾三次之内」が出版されたのは、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』や『東海道名所図会』などの影響で、庶民の間に旅に対する関心が高まっていた時期でした。当時の人にとって東海道の旅は一生に一度は体験したい憧れだったのです。季節や天候、時間の移ろいを織り交ぜながら街道の風景や宿場の様子を巧みに描いたこの作品は、人々を旅の夢へといざないました。
「東海道五拾三次之内」には、よく見ると、時折、あの弥次さん喜多さんらしき人が描かれています。この作品を見た人々は二人の珍道中を思い浮かべ、自分も一緒に旅しているようなわくわくした気分になったに違いありません。そんなところもこの作品の魅力のひとつなのです。
当展では保永堂版「東海道五拾三次之内」とともに、東海道や弥次さん喜多さんに関係する作品を展示します。当時の人は街道でどんな人に出会い、どんな経験をしたのでしょうか。私たちも江戸時代にタイムスリップして、弥次さん喜多さんとともにお江戸日本橋から京都三条大橋まで約500㎞の旅に出掛けましょう。
- イベント情報
- ミュージアム・トーク(展示解説)/4月22日(土)、5月27日(土)
午後1時30分から 当館学芸員
- ホームページ
- http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/archives/exhibition/703