タイトル等
布で描いたアプリケ芸術
宮脇綾子の世界展
会場
パラミタミュージアム
会期
2018-03-01~2018-04-15
休催日
※会期中無休
開催時間
9:30~17:30
(入館は17:00まで)
観覧料
一般/1,000円(4枚セット3,000円) /大学生800円/高校生500円 中学生以下無料
主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
後援:中日新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送
協力:豊田市美術館 企画制作: NHKプラネット近畿、創造教育センター
概要
アプリケ作家宮脇綾子(みやわき・あやこ/1905-1995)は戦争が終わった40歳の時、「何か自分でできることを」と思いついたのが身近にあった古裂を材料にしたアプリケでした。そして綾子は身の回りの生活を題材にアプリケを作り始めます。作品のモデルは庭の花、野菜、魚など身近なものを「あ」っと驚きの心で見つめ美しいと感じたものばかりです。
「こんな布がと思うものが素晴らしく、生きていくのがたまらなく楽しいのです。心して見れば道端の草花でも、台所に転がっている野菜、枯れた花、一匹のさんまでも美しい。その感動を私は布へ持って行っただけなのです。道端の花がモデルであり、自然に学び、物をよく見ること、それが創作を生むきっかけになるのです」と言っています。
その創作の支えとなったのが、作家(洋画家)として妻の作品を誰より理解していた夫・宮脇晴でした。綾子の作品は、一枚の静物画のように、自由な開放感にあふれ、立体感が有ります。そこには洋画家である夫の影響が大きく見てとれます。
アプリケ作品はただの布の貼り合わせではなく、ユーモアがあり、どれも温かさに満ち、今もデザイン性に優れ、躍動感があふれています。まさに絵具を古裂に置き換えた「布切れの芸術」なのです。
本展では、宮脇綾子の初期から晩年に至る代表作を中心に展示するほか、人柄がしのばれる遺愛品、創作風景なども交えて全容にせまります。また同時に当館所蔵の宮脇綾子作品を特別公開いたします。この機会に合わせてお楽しみください。
イベント情報
記念講演会 3月11日(日)午後2時~
講師:村田眞宏氏(豊田市美術館館長)
ホームページ
http://www.paramitamuseum.com/plan/next_exhibition.html
会場住所
〒510-1245
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
交通案内
自動車/ 東名阪「四日市I.C.」より国道477号(湯の山街道)を湯の山方面へ約6.5Km

電車/ 近鉄「四日市駅」下車、近鉄湯の山線に乗り換え約25分 「大羽根園駅」下車、西へ300m
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
会場問合せ先
059-391-1088
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
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