- タイトル等
絵本はここからはじまった
ウォルター・クレインの本の仕事
- 会場
- 千葉市美術館
- 会期
- 2017-04-05~2017-05-28
- 休催日
- 5月1日[月]
- 開催時間
- 10:00~18:00
金・土曜日は20:00まで(入場受付は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般―1,200円(960円)|大学生―700円(560円)
*小・中学生、高校生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 *( )内は前売券・団体20名以上、および市内在住65歳以上の方の料金*前売券は、千葉市美術館ミュージアムショップ[3月24日まで]、ローソンチケット[Lコード:33656]、セブン‐イレブン[セブンチケット]、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口[5月28日まで]にて販売。
- 主催者
- 千葉市美術館
- 協賛・協力等
- 後援=一般社団法人 日英協会|企画協力=マンゴスティン
- 概要
ウォルター・クレイン(Walter Crane 1845-1915)は、19世紀後半にイギリスで活躍し、現代の絵本の基礎を築いた重要な画家の一人であり、また、ウィリアム・モリスとともにアーツ・アンド・クラフツ運動を推進したデザイナーとしても知られています。
1845年、画家の息子としてリヴァプールに生まれたクレインは、木口木版の工房に入りデッサンの基礎を学びます。その後、多色刷木口木版の技術を開発した彫版師・刷師のエドマンド・エヴァンズに才能を見い出され、二人は1865年に全ページカラー刷りのトイ・ブック(簡易なつくりの絵本)を生み出します。その後、彼らが次々と世に送り出した絵本は高い評価を得て、クレインは子どもの本の画家として一躍有名になります。見開きページ全体の調和を重視したクレインは、絵本そのものの設計に目を向けた最初の画家・デザイナーといえるでしょう。一方で、当時の日本の浮世絵から学んだことも指摘されています。
1877年以降、クレインはトイ・ブックの仕事から離れますが、生涯にわたって挿絵の分野で数々の傑作を生み出す。その一方で、壁紙やテキスタイル、室内装飾などのデザイナーとして、教育者、画家、熱心な社会主義者として多方面で活躍しました。
本展は、本の仕事を中心にクレインの芸術を本格的に紹介する日本で初めての展覧会であり、ほぼすべての絵本と主要な挿絵本を網羅する約140点を展観します。またクレインとともに絵本の黄金時代を築いた画家ケイト・グリーナウェイとランドルフ・コールデコットの作品約40点もあわせてご覧いただきます。
- イベント情報
- 講演会
「ウォルター・クレインの絵本
~ヴィクトリア時代に現代の絵本の源流をたどる」
講師:正置友子(絵本学研究所主宰)
5月5日(金・祝)|14:00より(13:30開場予定)
11階講堂にて|定員150名|聴講無料
*当日12:00より11階にて整理券配布
ワークショップ
「花の庭 ~美術館で妖精をみつけよう~」(事前申込制)
春の庭に種をまいたらどんなお花が咲くかな。
そのお花にはどんな妖精が隠れていそう?
創造を膨らませながら、色と形で選びます。
4月29日(土・祝)|13:30~15:30|11階講堂にて
小学生対象(1年生~6年生)|定員15名|参加費300円
申込方法
往復はがきまたはホームページからお申し込みください。
往復はがきの場合は、郵便番号・住所・電話番号・氏名・年齢・参加希望のイベント名・参加人数(2名まで)・当日連絡可能な連絡先を明記の上、
〒260-8733千葉市中央区中央3-10-8
千葉氏美術館イベント係まで。
*お申込みは1通につき1イベント。
*応募多数の場合は抽選。
市民美術講座
「ウォルター・クレイン入門」
講師:山根佳奈(当館学芸員)
4月22日(土)|14:00より(13:30開場予定)
11階講堂にて|先着150名
聴講無料
ギャラリートーク
正置友子氏による:4月15日(土)14:00~
担当学芸員による:4月5日(水)14:00~
ボランティアスタッフによる:
会期中の毎週水曜日14:00~(4月5日をのぞく)
*水曜日以外の平日にも開催することがあります。
*混雑時には中止する場合があります。
- 展示替え情報
- 会期中、一部展示替えを行います。
- ホームページ
- http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2017/0405/0405.html