タイトル等
特別展
典雅と奇想
明末清初の中国名画展
董其昌(とうきしょう)から八大山人(はちだいさんじん)、石濤(せきとう)、惲寿平(うんじゅへい)まで。
会場
泉屋博古館分館
会期
2017-11-03~2017-12-10
休催日
月曜
開催時間
午前10時00分~午後5時00分
(入館は4時30分まで)
観覧料
一般800円(640円)/大高生600円(480円)/中学生以下無料
*20名様以上の団体の方は()内の割引料金
主催者
公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
協賛・協力等
協力=橋本コレクション
特別協力=公益財団法人静嘉堂
助成=芸術文化振興基金
概要
中国の明時代末期(16世紀後期-17世紀前期)は、反乱や飢饉など政治的経済的混乱から不安な時代が続き、ついには北方の異民族であった清の支配へと大きく社会が変動しました。明に仕えた画家たちは追われる中で絵を描く者や新たに清朝に仕えるなど、先の見えない時代の中で創造力を発揮したのです。
この明末清初(16世紀後期~18世紀初)の中国には、主流となった呉派を発展させた正統派の画家が活躍する一方で、彼らの典雅な山水表現に背を向けた異端の画家たちが現れます。呉彬はじめ徐渭や石濤、八大山人から清初の惲寿平など、これらの画家たちは非常に個性的で、人目を驚かすような奇想的ともいえる造形を生みだしました。彼らの作品は、中国絵画史の中では長く等閑視されてきましたが、近年の研究によってその造形的魅力が広く認識されはじめています。
本展は、当館のコレクションを軸として、他の美術館・博物館所蔵の名品優品をこれにかえ、「典雅と奇想」という切り口で明末清初の中国絵画を見直し、歴史の変動期に生きた画人達を紹介するものです。
イベント情報
静嘉堂文庫美術館との連携企画講演会!
本展は静嘉堂文庫美術館にて開催の特別展「あこがれの明清(みんしん)絵画~日本が愛した中国絵画の名品たち~」(10月28日~
12月17日)との連携企画です。静嘉堂文庫美術館の本展覧会招待券または使用済みチケットをご持参の方、入館料2割引いたします。(他の割引との併用不可)
①~③すべて午前11時より静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区岡本2-23-1)地下講堂にて開催
※定員120名:午前10時より整理券配布1名様につき1枚限定
※静嘉堂文庫美術館の入館券が必要です
①11月4日(土)講演会「ネコ好き館長による猫の絵画史」
河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館館長)
②11月19日(日)講演会「豊かなる明末清初の絵画―倣古と奇想」
板倉聖哲氏(東京大学東洋文化研究所・情報学環教授)
③11月25日(土)対談「明末清初の書―連綿趣味の魅力を語る」
髙木聖雨氏(大東文化大学教授)
富田淳氏(東京国立博物館学芸企画部部長)

館内でのイベント 予約不要・入館券が必要です。
ゲスト・トーク ゲスト:板倉聖哲氏(東京大学東洋文化研究所・情報学環教授)
11月4日(土)、11月25日(土) 15:00~16:00

ギャラリートーク
11月11日(土)、12月2日(土) 15:00~16:00 ナビゲーター:野地耕一郎(泉屋博古館分館長)

会場住所
〒106-0032
東京都港区六本木1-5-1
交通案内
[東京メトロ]
南北線 「六本木一丁目」駅下車・北改札1-2番出口より屋外エスカレーターで 3分
日比谷線 「神谷町」駅下車・4b出口より 徒歩10分
銀座線 「溜池山王」駅下車・13番出口より 徒歩10分
ホームページ
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/
東京都港区六本木1-5-1
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