- タイトル等
- 会場
- 高崎市美術館
- 会期
- 2017-01-29~2017-03-26
- 休催日
- 月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館、会期中は1/30、2/6・13・20・27、3/6・13・21)
- 開催時間
- 午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
- 観覧料
- 一般600(500)円 大高生300(250)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。
- 主催者
- 高崎市美術館
- 協賛・協力等
- 後援:朝日新聞前橋総局、共同通信社前橋支局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、NHK前橋放送局、群馬テレビ、J:COM群馬、FM GUNMA、ラジオ高崎
企画協力:(公財)日動美術財団
- 概要
「これこそが魂の印象主義である。」
1953年の渡仏以来、亡くなる1987年まで一度の帰国をのぞき、フランスの自然の光をみつめ続けた木村忠太(きむらちゅうた1917-1987)。その作品の何よりの魅力は、光や大気といった目に見えないものさえありありと感じさせる、心象のリアリティです。ふと光に触れたときの心のわずかな動きと、揺れる光そのものと-。感動するみずからの内と外とのゆらぎそのものをありのままみつめ、線描と色面を幾重にも重ねて描くスタイルを、木村は「魂の印象派」と呼びました。一瞬の光をとらえた印象派を引き継ぎつつ、時の流れ、つまり刻々変化する感動そのものを表現しようと試みているため、絵を前にした私たちも、まるで風景の只中にいるように、あふれる色彩に包まれる経験をします。
本展では高崎市美術館所蔵作品を中心とする油彩、パステル、鉛筆デッサン、リトグラフ95点やパレット、スケッチブックなどの作家資料によって、2017年2月に生誕100年を迎える木村が描こうとした「内なる光」を、東洋と西洋、内なるものと外なるものを巡る木村の思考と制作を手がかりとしながら、点描から線描、そして色面へと折々変化する光の表現の中にたどります。
- イベント情報
- 1.著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」
小説に実在の美術館を登場させるなど無類の美術好きで知られる作家 絲山秋子さんと、長年にわたる木村忠太愛を公言するテーブルスタイリスト 堀井和子さんによる、いつもとは一味違うギャラリートークです。
①「絵と歩く―言葉をもって、言葉をこえて」絲山秋子(芥川賞作家)
日時:2/5(日) 午後2時より
②「木村忠太作品と風土(フード)」堀井和子(テーブルスタイリスト)
日時:3/5(日) 午後2時より
申込不要、要観覧料
2.ワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」
木村忠太の絵の秘密を知り、パステルで自画像を描きます。
講師:美術館スタッフ
日時:2/25(土) 午後1時~3時
場所:高崎市南公民館
対象:小学生から大人まで20名(先着順、小学3年生以下は保護者同伴)
申込:1/29(日)午前10時より高崎市美術館にて電話受付をいたします。
3.学芸員によるギャラリートーク
日時:2/4、2/18、3/4、3/18いずれも(土)午後2時より
申込不要、要観覧料
- ホームページ
- http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2016121500044/