タイトル等
早逝の天才画家
有元利夫 10年の絵と譜
会場
パラミタミュージアム
会期
2017-04-01~2017-05-14
休催日
※会期中無休
開催時間
午前9時30分~午後5時30分
(最終入館は午後5時まで)
観覧料
一般1,000円(4枚セット券3,000円)/大学生800円/高校生500円/中学生以下無料
主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
後援:中日新聞社、伊勢新聞社、読売新聞社、朝日新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送
協力:三番町小川美術館
概要
有元利夫は1946年(昭和21)両親の疎開先であった岡山県に生まれ、その翌年家族と共に東京に戻り生涯を台東区谷中で暮らしました。家業が文房具店であったことから常に画材に囲まれて育った有元は小学校入学と共に、ゴッホに惹かれ油彩画を習います。高校では若き日の版画家中林忠良が美術の担当であったことから東京藝術大学進学を志し、中林にデッサンを習いながら受験を重ね、22歳で念願の東京藝術大学入学を果たしました。ヨーロッパのフレスコ画と日本の古画との間に似通う点を見出した有元は、在学中から伝統的な日本の画材である岩絵具や箔で独自の絵画世界を構築していきました。卒業制作「私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ」は大学の買い上げとなり、1975年(昭和50)初めての個展を開き、1978年(昭和53)には若手作家の登竜門である第21回安井賞の特別賞を受賞して有元は一躍画壇の寵児となりました。そして1981年(昭和56)には第24回安井賞そのものを受賞するに至ります。高まる周囲の期待を一身に受けていたその矢先、有元は肝臓癌に侵され発症の翌年、1985年(昭和60)に38歳という若さでこの世を去りました。初個展から早逝まで画壇を席捲したのはわずか10年間でしたが、東洋と西洋の古画を融合させたその画業は現在でも高く評価されています。
今回は有元利夫の遺作120点余りを展示し、その10年間の画業をたどります。
イベント情報
記念講演会
「有元利夫と制作の周辺」
4月23日(日)午後2時~ 講師:有元 容子氏(有元 利夫 夫人)

コンサート
「有元利夫が愛したバロック音楽の世界」
4月9日(日)午後2時~3時 フルート:諸田 大輔/ピアノ:前川 晶

コンサート
「有元利夫が描いた作曲家たち―チェンバロの音色に乗せて―」
4月16日(日)午後2時~3時 チェンバロ:京谷 政樹
ホームページ
http://www.paramitamuseum.com/plan/next_exhibition.html
会場住所
〒510-1245
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
交通案内
自動車/ 東名阪「四日市I.C.」より国道477号(湯の山街道)を湯の山方面へ約6.5Km

電車/ 近鉄「四日市駅」下車、近鉄湯の山線に乗り換え約25分 「大羽根園駅」下車、西へ300m
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
会場問合せ先
059-391-1088
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
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