タイトル等
歌川広重
二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版
会場
パラミタミュージアム
2階展示室
会期
2017-02-10~2017-03-28
休催日
※会期中無休
開催時間
午前9時30分~午後5時30分
(最終入館は午後5時まで)
観覧料
一般1000円(4枚セット券3000円)/大学生800円/高校生500円/中学生以下無料
主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
後援:中日新聞社、伊勢新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送
協力:公益財団法人日動美術財団、日本美術商事株式会社
概要
歌川広重(1797~1858)は、天保3年(1832)の夏、京都御所へ御料馬を献上する八朔御馬進献の行事を記録する内命を幕府から受けたため、江戸から京都へ上ったといわれています。この旅中のスケッチをもとにして描いた≪東海道五拾三次之内≫は、はじめ保永堂と遷鶴堂から共同出版され、のちに保永堂からの単独出版となり、天保5年(1834)、53ヶ所の宿場町に日本橋と京都を加えた大判錦絵全55図が完結しました。
≪東海道五拾三次之内≫が好評を博したことにより、名所絵師としての確固たる地位を築いた広重は、生涯にわたって20種以上もの東海道シリーズを残します。画題が隷書体で書かれていることから「隷書版東海道」とも呼ばれる丸清版の東海道五拾三次もそのうちの一つで、保永堂版が世に出てから15年の時を経た嘉永2年(1849)、丸屋清次郎の寿鶴堂から出版されました。
保永堂版の序文に「まのあたりそこに行たらむここちにさせられて」とあるように、日本橋から京都まで実際に旅行したように感じさせる東海道五拾三次を「保永堂版」(ほえいどうばん)と「丸清版」(まるせいばん)二つ同時に展示し、2つの構図で展観します。また大正時代に撮影された宿場町の様子も合わせてご覧いただけます。
イベント情報
記念講演会「広重とたどる東海道」
○日時:2月26日(日)午後2時~
○講師:前田詩織 氏 (中山道広重美術館 学芸員)
会場住所
〒510-1245
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
交通案内
自動車/ 東名阪「四日市I.C.」より国道477号(湯の山街道)を湯の山方面へ約6.5Km

電車/ 近鉄「四日市駅」下車、近鉄湯の山線に乗り換え約25分 「大羽根園駅」下車、西へ300m
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
会場問合せ先
059-391-1088
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索