開館記念展の第4弾では、現代の美術や美術館の役割についてあらためて考えます。 この展覧会では「美術」と「社会」との関係を、「人生」なるキーワードにより、わたしたちひとりひとりにとってより生々しく切実なものとしてとらえなおしてみたいと思います。会場には関西を拠点に活躍を続ける、いずれも個性的な10名の美術家による最新作を展示。作品とより密に関わりを結びたい方のために、レクチャーやワークショップなども開催します。作品との多様な出会いを通じ、未来を占う人間の内なる力―想像力と創造力―をめぐる舞台の主役はほかならぬあなた自身であることを、いまこそ実感いただきたいと思います。
☆出品作家: 榎忠、かなもりゆうこ、児玉靖枝、しばたゆり、内藤絹子、黄鋭、堀尾貞治、松井智惠、森村泰昌、やなぎみわ