タイトル等
生誕100年記念
染色家 岡村吉右衛門
-祈りの徴(しる)し-
会場
多摩美術大学美術館
会期
2016-12-17~2017-02-19
休催日
火曜日、年末年始(12月27日[火]~1月5日[木])
開催時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般300円(200円) 大・高校生200円(100円)
※( )は20名以上の団体料金 障がい者および付添者、中学生以下は無料
主催者
多摩美術大学美術館
協賛・協力等
協力:フリーダ・ジャポン
概要
岡村吉右衛門(1916―2002)は民芸運動の推進者である柳宗悦の薫陶を受けたことから工芸の道に入り、独自の活動と作品を展開した日本を代表する染色作家であり、染色技法研究の第一人者です。
岡村の工芸への探究は、幅広く太古から現代に至る人類文化史への眼差しを基に、自然との交信と循環の営みが紙という素材と色や形を巧みに用いて象(かたど)られることで、独自の染色技法である型染め版画という表現世界に昇華されました。それらはあたかも世界と未来への想いや願いという「祈り」を目に見える「徴(しる)し」として示した、染色家岡村吉右衛門の真骨頂であるといえます。
本展では、吉祥や季節に因んだ動植物の絵を漢字に見立てた「文字絵」シリーズ(1970-90年代)、自然への畏怖と共生をアイヌ文化から見出した「蝦夷絵」シリーズの晩年の遺作となった未公開作品群(1980-90年代)、晩年の大作「十二星座」シリーズ(1996年)など様々なテーマと技法に富んだ型染め版画約230点を展示します。また工芸的な私家本へと結実した膨大なフィールドワークと著作・制作のための資料類も含めて、岡村吉右衛門の生誕100年を記念する展覧会として、その業績をたどります。
イベント情報
【イベント】
学芸員によるギャラリートーク
2017年1月14日(土)、1月21日(土)、2月11日(土・祝)
15:00~16:00
会場:展示室
参加無料(当日受付) ※ただし要入館料
ホームページ
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition.htm
会場住所
〒206-0033
東京都多摩市落合1-33-1
交通案内
多摩センター駅 徒歩7分
(京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール)
ホームページ
https://museum.tamabi.ac.jp
東京都多摩市落合1-33-1
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