- タイトル等
それはポップ・アートから始まった
デイヴィッド・ホックニー版画展
- 会場
- 町田市立国際版画美術館
- 会期
- 2016-10-01~2016-11-23
- 休催日
- 月曜(ただし10月10日は開館、翌10月11日[火]は休館)
- 開催時間
平日=10:00~17:00(入場は16:30まで)
土日祝=10:00~17:30(入場は17:00まで)
- 観覧料
- 一般 800(600)円 / 大学・高校生・65歳以上 400(300)円 / 中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金 *10月1日(展覧会初日)と11月3日(文化の日)は入場無料
*身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額
- 主催者
- 町田市立国際版画美術館、東京新聞
- 協賛・協力等
- 特別協力=東京都現代美術館
後援=ブリティッシュ・カウンシル
- 概要
デイヴィッド・ホックニーは現代を代表するイギリスの美術家です。1937年にヨークシャーのブラッドフォードで生まれ、1962年にロンドンの王立美術学校を首席で卒業すると、「ポップ・アートの旗手」と評されて華々しくデビューを飾ります。その後、活動の拠点をロサンゼルスに移すと作風は大きく変貌し、明るい光と色彩あふれる優れた作品を次々と制作しました。
ホックニーの創造領域は絵画のみならず版画、写真、舞台美術などと幅広く、その華麗な展開ぶりは常に多くの注目を集めました。とりわけ版画は10代より継続的に制作した重要なジャンルです。そこには何げない部屋の中の様子、家族や友人たちの肖像、旅先の風景など、人生における一コマ一コマが巧みに表現されます。また自伝的要素を含んだ物語やピカソへのオマージュなど、内省的でありながらウィットに富んだシリーズも制作されています。彼自身の熱心な研究に加えて版画工房との多彩なコラボレーションにも取り組み、さらに伝統的な版画技法をも逸脱してファクシミリ、カラーコピー、コンピューターまでもちいた斬新な手法へと発展してゆきます。こうした彼の華やかな制作の根底に、「描くこと」についての根源的な問いかけと強い探究心が存在しているのは言うまでもありません。本展は、東京都現代美術館の所蔵品を中心に、ホックニーの版画約150点で、その魅力と表現の秘密に迫ります。
- イベント情報
- 講演会
■「デイヴィッド・ホックニーの美術鑑賞理論
-その距離が愛の魔法で消えるとき」
講師 齊藤泰嘉(筑波大学教授/星のおじさま美術館建設準備室学芸員)
10月2日(日)
■「ホックニーとオペラ」
講師 伊藤里麻子(美術史家)
10月9日(日)
■「ホックニー 紙をめぐる冒険」
講師 西村建治(西村画廊代表)
11月13日(日)
各日とも14:00~15:30
会場:1階講堂 入場無料。先着100名。
*混雑時は入場を制限する場合があります。
学芸員によるギャラリートーク
10月16日(日)、11月6日(日)
*各日14:00から45分程度
*観覧券をご用意のうえ、2階企画展示室入口にお集まりください。
技法をみる講座・リトグラフ
リトグラフの技法に焦点をあてて作品を鑑賞した後、版画工房で簡単に制作を体験します。
①10月29日(土) ②10月30日(日)
13:30~16:00 各日とも同じ内容です。
定員10人(抽選)、高校生以上が対象です。
*募集期間 9月21日~10月2日。
*受講料、申し込み方法等はホームページをご覧ください。
工房見学・リトグラフが生まれるところ
ふだんガラス越しにご覧いただいている版画工房。今回は特別に中に入ってリトグラフを実際に制作している様子を間近にご覧いただけます。
11月5日(土)11:00~12:30、14:00~16:00
中学生以上が対象です。参加無料。
*事前申込不要です。実施時間内は、随時見学可能です。
*混雑時にはお待ちいただく場合があります。
プロムナード・コンサート
大兼久輝宴(おおがねくきよし ファゴット) 大兼久祐加(おおがねくゆうか ピアノ)
11月20日(日)①13:00~、②15:00~(各回30分程度)
会場:エントランスホール
*どなたでもご鑑賞いただけます。
*座席のご用意はありません。
- ホームページ
- http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2016-312
- 展覧会問合せ先
- 町田市イベントダイヤル042-724-5656