- タイトル等
オランダのモダン・デザイン
リートフェルト/ブルーナ/ADO
- 会場
- 東京オペラシティ アートギャラリー
- 会期
- 2016-09-17~2016-11-23
- 休催日
- 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
- 開催時間
- 11:00~19:00
(金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般 1200(1000)円/大・高生 800(600)円/中学生以下無料
*同時開催:「収蔵品展 056 川口起美雄|野又穫 ふたつのアナザー・ワールド」、「project N 65 児玉麻緒」の入場料を含みます。収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)もあり。
*( )内は15名以上の団体料金。障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。割引の併用および払い戻しはできません。
- 主催者
- 公益財団法人 東京オペラシティ文化財団、朝日新聞社
- 協賛・協力等
- 協賛=ジャパンリアルエステイト投資法人
後援=オランダ王国大使館
企画協力=セントラル・ミュージアム・ユトレヒト
特別協力=CODAミュージアム、大阪新美術館建設準備室、KLMオランダ航空
協力=株式会社ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv、福音館書店、グリーンポイント株式会社
コーディネート=株式会社アートプランニング レイ
- 概要
ヘリット・リートフェルト(1888-1964)とディック・ブルーナ(1927-)はオランダの都市ユトレヒトが生んだ、20世紀アート、デザインの巨人です。
家具職人から出発して世界的な建築家となったリートフェルトは、《レッド・ブルー・チェア》(1918-23頃)や、《シュローダー邸》(1924、のち世界遺産)によって、純粋な色彩と幾何学的なフォルムによる今日的な造形を他に先駆けて示しました。ブルーナは、夥しい数のグラフィック・デザインと、とりわけ世界中で親しまれる「ミッフィー(うさこちゃん)」の絵本シリーズの作者としてあまりにも有名ですが、そぎ落とされた造形要素によって、多様な物語を紡ぎだすその手法には、リートフェルトからの影響もうかがえます。2人の仕事は一見対照的に見えますが、ともにオランダの歴史や生活の風土に根ざしており、基本的な要素による純粋な表現や、それを通した人間的で豊かな生活へのまなざしを共有しているといってようでしょう。
本展では、リートフェルトの影響をうけたコー・フェルズー(1901-71)の指導のもと、サナトリウムの患者らによって制作された本邦初紹介の玩具シリーズ「ADO(アド)」も交えて、オランダ・モダン・デザインの人間味溢れる魅力を紹介します。
- イベント情報
- ◎ゲスト・ギャラリー・トーク
日時:10月1日(土)14:00~15:00
「リートフェルトからモダン空間をみる」
新見 隆(武蔵野美術大学芸術文化学科教授、大分県立美術館館長)
日時:10月9日(日)14:00~15:00
「ブルーナと本のデザイン」
祖父江 慎(グラフィック・デザイナー)
◎本展担当キュレーターによるギャラリー・トーク
日時:10月16日(日)、11月5日(土) 各14:00~15:00
福士 理(東京オペラシティ アートギャラリー)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(展示室内)
申込不要(参加には当日入場券が必要です。また参加状況により入場制限を行う場合があります。)
- ホームページ
- https://www.operacity.jp/ag/exh190/
- 展覧会問合せ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)